『中国注疏講義 経書の巻』(2022)

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古勝隆一『中国注疏講義 経書の巻』法藏館、2022年第2刷
中国古典を読むためのガイドブックを読んで、到達すべき点が見えたが、そのルートは、現代中国語の習得から始まる長いルートであった。白文への壁は厚いのである。昔の日本人はどうやって習得したのか、改めて知りたくなった。
文言文の文法について、日本語で読める参考書に、『漢辞海』の附録が挙げられていた。
「漢文読解の基礎」(pp.1664-1689)
より詳しいものは濱口不二雄『重訂版 漢文語法の基礎』(東豊書店、2018年)が挙げられていた。
買ったばかりの西田太一郎『漢文の語法』(角川ソフィア文庫、2023年)ではなく、『新訂 漢文法要説』(朋友書店、1998年)では、品詞の説明がないと指摘していた。
じっくり読む向きには、宮本徹・松江崇編著『漢文の読み方』(放送大学教育振興会、2019年)が挙げられていた。
うちにある加藤徹氏の『漢文法ひとり学び』(白水社、2013年)の後が難しい。

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