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「CEOの時間管理」

マイケル・ポーター、二ティン・ノーリア、DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー編集部編「CEOの時間管理 DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー論文」ダイヤモンド社、2019年、kindle版 時間の品質を管理しなければ仕事を成...
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『超デジタル世界ーーDX、メタバースのゆくえ』(2023)

西垣通『超デジタル世界ーーDX、メタバースのゆくえ』岩波新書、2023年 本書の目的を「はじめに」に書いている。 「この国のデジタル化は成功するのか。そのための条件は何か。ーーこの問いに答えるのが本書の目的である」(i)。 結論から読みたく...
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『イタリアワイナリー最上の24蔵』(2019)

川頭義之『イタリアワイナリー最上の24蔵』アートデイズ、2019年 イタリアでイタリアワインの輸出斡旋業を行なっている川頭義之氏とインポーターとレストランのコラボの食事会があって、川頭義之氏が各テーブルに配ったものを読んでいる。 イタリアワ...
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『西洋書物史への扉』(2023)

髙宮利行『西洋書物史への扉』岩波新書、2023年 書誌情報 西洋書物史を概観する書物である。 口絵の4頁はカラー写真で、目次図版に印刷所のプリンターズ・マークがある。参考文献はあるが、索引がないのが残念といえる。 概説書を期待したが、また雑...
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『秀吉没後の豊臣と徳川』(2023)その2

河内将芳『秀吉没後の豊臣と徳川 京都・東山大仏の変遷からたどる』淡交社、2023年 第2章 豊国臨時祭と大仏 豊国極楽門とは何か 秀吉が亡くなり、残された政権は大仏鎮守の豊国社を普請し、それがやがて豊国乃大明神という神号を得る。この豊国社に...
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『秀吉没後の豊臣と徳川』(2023)

河内将芳『秀吉没後の豊臣と徳川 京都・東山大仏の変遷からたどる』淡交社、2023年 豊臣(羽柴)秀吉の時代は朝鮮出兵があり、専制権力者が支配した時代であり、あまり関心を持てないのであるが、河内将芳氏が東山大仏を通して政権を見る視点は面白かっ...
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『稽古の思想』(2019)

西平直『稽古の思想』春秋社、2019年 単語帳で言葉のシンボルがつかめないと、類語辞典で用例を見て、自分のスキーマを更新することをしているが、厄介な言葉もある。 「稽古」は「英語で語る場合は、training,practice,exerci...
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『真夜中の檻』(2000)

平井呈一『真夜中の檻』創元推理文庫、2000年 Le Petit Parisienのオーナーさんが、読むようにと貸してくれた本である。 平井呈一といっても、たいがいの人は知らないと思う。英文学の翻訳者であり、近代海外怪奇小説の紹介者であった...
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『中国注疏講義 経書の巻』(2022)

古勝隆一『中国注疏講義 経書の巻』法藏館、2022年第2刷 中国古典を読むためのガイドブックを読んで、到達すべき点が見えたが、そのルートは、現代中国語の習得から始まる長いルートであった。白文への壁は厚いのである。昔の日本人はどうやって習得し...
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『風雅と官能の室町歌謡 五感で読む閑吟集』(2013)

植木朝子『風雅と官能の室町歌謡 五感で読む閑吟集』角川選書、2013年 同志社女子大学で開催された今様の会で植木朝子(ともこ)氏のことを知った。朧谷寿先生の町家講座での案内だったと思う。その後、植木朝子氏は祇園甲部の都をどりの構成、作詞をさ...