読書時間 『ひとり』(2012) 加島祥造『ひとり』淡交社、2012年2版朝の茶を読みながら、独りで茶を点てる加島祥造氏を想像した。うまい茶を飲むのは大変なことだ。自然体でないと美味しくないという。バリから帰ってきたり、京都へ講演に行ったり何かと忙しい加島祥造氏の話を読んで... 2022.11.08 読書時間
読書時間 『本を読んだら自分を読め』(2013) 小飼弾『本を読んだら自分を読め 年間1,000,000ページを血肉にする"読自"の技術』朝日新聞出版、2013年「でも僕自身、捨てられない本は年々増える一方なので、あとはスペースを増やすしかない。本当は本棚を増やす方向でいきたいのですが、都... 2022.11.06 読書時間
読書時間 『独学大全』(2020) 読書猿『独学大全ーー絶対に「学ぶこと」をあきらめたくない人のための55の技法』ダイヤモンド社、2020年、2022年第13刷序論を読む。「独学者にはどんな知識が必要なのだろうか。まず何を学ぶかを自分で決めるためには、学習の対象である知識がど... 2022.11.03 読書時間
読書時間 『京都愛宕山と火伏せの祈り』(2006) 八木透編『京都愛宕山と火伏せの祈り』昭和堂、2006年書誌情報2003年の愛宕神社開山千三百年の記念の年に開催された佛教大学アジア宗教文化情報研究所主催、京都愛宕研究会と愛宕神社の後援により、佛教大学四条センターを会場として「愛宕山と愛宕信... 2022.10.30 読書時間
読書時間 『室町時代の騒擾と秩序』(2022) 清水克行『室町時代の騒擾と秩序 増補版』講談社学術文庫、2022年、kindle版サンプル版で読み始めた。中世文化を扱うにしても、北山文化、東山文化という切り口は芸術や唐物趣味であり、文化という観点を広げれば、法慣習や民間習俗も文化であるに... 2022.10.27 読書時間
読書時間 『独学の思考法 地頭を鍛える「考える技術」』(2022) 山野弘樹『独学の思考法 地頭を鍛える「考える技術」』講談社現代新書、2022年、kindle版「考える技術」というと板坂元の『考える技術・書く技術』(講談社現代新書、1973年)を思い出す古い世代の人間にとって、本書は気になる存在である。将... 2022.10.25 読書時間
読書時間 『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』(2017) 山口周『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? 経営における「アート」と「サイエンス」』講談社現代新書、2017年、2020年21刷本書は、最初に答えを書いて、その理由づけをしていく書き方をしていました。その最後が第6章です。第6章 ... 2022.10.23 読書時間
読書時間 『講談 英語の歴史』(2007)を読む 渡部昇一『講談 英語の歴史』PHP新書、2007年、kindle unlimitedいつの頃からか本は買う物だと思い込んでいたが、この頃はkindleやhontoという購読サービスも使うことから、所有しなくてもよくなってきた。ただ、kind... 2022.10.19 読書時間
読書時間 「妙法院門跡と豊臣秀吉の千僧供養会」 「蓮華 仏教文化講座たより」妙法院門跡、vol.102 2022を捲っていくと、再度、千僧供養という言葉が目につきました。下坂守「妙法院門跡と豊臣秀吉の千僧供養会ーー「妙法院殿の傍なる経堂」の歴史」第五四八回仏教文化講座令和四年四月二十四日... 2022.10.16 読書時間
読書時間 「国宝妙法院庫裏ーーその創建を中心に」 「蓮華 仏教文化講座たより」妙法院門跡、vol.102 2022をなんとなく捲っていくと、千僧供養という言葉が目につきました。髙橋康夫「国宝妙法院庫裏ーーその創建を中心に」と第五四六回仏教文化講座令和四年二月二十七日(日)「妙法院庫裏は桃山... 2022.10.15 読書時間
読書時間 『グーテンベルクの銀河系』(1986)その2 M.マクルーハン、森常治訳『グーテンベルクの銀河系 活字人間の形成』みすず書房、1986年、2001年第10刷目次を見てみよう。前書き序章グーテンベルクの銀河系再編成された銀河系 またの名、個人主義社会における大衆状況グーテンベルクの銀河系... 2022.10.11 読書時間
読書時間 『グーテンベルクの銀河系』(1986) M.マクルーハン、森常治訳『グーテンベルクの銀河系 活字人間の形成』みすず書房、1986年、2001年第10刷書誌情報Marshall McLuhan,THE GUTENBRG GALAXY The Making of Typograph... 2022.10.10 読書時間
読書時間 『日本中世の民衆世界ーー西京神人の千年』(2022) 三枝暁子『日本中世の民衆世界ーー西京神人の千年』岩波新書、2022年書誌情報参考文献や図表出典一覧がある。索引はない。この本を読む人はどういう人だろうか。日本の中世の民衆世界を京都の西京(にしのきょう)の神人(じにん)を通じて論じる本を手に... 2022.10.08 読書時間
読書時間 『中世社会の基層をさぐる』(2011)その2 勝俣鎭夫『中世社会の基層をさぐる』山川出版社、2011年本論文のメインはなんといっても「中世の家と住宅検断」である。勝俣鎭夫氏が『中世の罪と罰』(東京大学出版会、1983年、のち、講談社学術文庫、2019年)で「家を焼く」を書いて批判された... 2022.10.05 読書時間
読書時間 『中世社会の基層をさぐる』(2011) 勝俣鎭夫『中世社会の基層をさぐる』山川出版社、2011年桜井英治氏の解説が簡潔なので、これによるとこにしよう。「先生は「サキ」と「アト」に関する古い用例を徹底的に洗い直し、ときに古典文学の通説的語釈の誤りを正しながら、語意の逆転が生じる時期... 2022.10.01 読書時間