読書時間 『最澄と徳一』(2021) 師茂樹『最澄と徳一 仏教史上最大の対決』岩波新書、2021年 徳一(とくいつ)は法相宗の僧で最澄と空海を批判している。本書は最澄との論争である「三一権実諍論(さんいちごんじつじょうろん)がテーマである。 去年、本書を手にしてから、病気で入院... 2023.01.24 読書時間
読書時間 『調べる技術』(2021) 小林昌樹『調べる技術 国会図書館秘伝のレファレンス・チップス』皓星社、2022年、2023年第3刷 図書の分類に関する知識がないと、目的の本のありかも分からずに図書館の中を歩き回ることになる。あたりをつけることが知の世界を扱うのに必要になる... 2023.01.07 読書時間
読書時間 『現代思想としてのギリシア哲学』(2005) 古東哲明『現代思想としてのギリシア哲学』ちくま学芸文庫、2005年 正月を歓楽で過ごしたので(語学以外の話)、本書を索引があるにもかかわらず、索引をつくりながら、序章と第1章を読んだ。美しい言葉が哲学書にあるとは知らなかった。古東哲明氏は古... 2023.01.06 読書時間
読書時間 『英語リーディングの真実』(1997) 薬袋善郎『英語リーディングの真実』研究社、1997年、2001年4刷 続・英語リーディングの秘密という副題の通り、『英語リーディングの秘密』(以下、「秘密」)の続編にあたります。「秘密」が「英語のしくみ(=構文)」を説明する本に対し、『英語... 2022.12.14 読書時間
読書時間 『英語リーディングの秘密』(1996) 薬袋善郎『英語リーディングの秘密』研究社、1996年、2003年11刷 薬袋善郎(みないよしろう)氏の「黄色リー教」(『基本文法から学ぶ英語リーディング教本』(2021))の原点に当たる構文読解の本に当たります。薬袋善郎氏のシリーズの中で「... 2022.12.12 読書時間
読書時間 『英語リーディング教本』(2000) 薬袋善郎『基本からわかる 英語リーディング教本』研究社、2000年、2002年3刷 「はじめに」にウィンストン・チャーチルのMy Early Lifeから構文解析のエピソードが採られていたのはすっかり忘れていました。外国語習得の達人のシュリ... 2022.12.07 読書時間
読書時間 『コード・ブレーカー 上』(2022) ウォルター・アイザックソン、西村美佐子、野中香方子訳『コード・ブレーカー 上』文藝春秋、2022年 生命科学の先端を科学者の伝記で描く本である。上下2巻本であるが、読める気がしないので上巻だけを手にした。年末に向かって本を読む時間が減ってい... 2022.12.06 読書時間
読書時間 『京都の食文化』(2022)その2 佐藤洋一郎『京都の食文化 歴史と風土がはぐくんだ「美味しい街」』中公新書、2022年 京都について、自然地理学からみると日本列島を東西食文化に分ける境界近くに京都があるという(p.31)。京都の風土をそうして説明する。その中で食に関して色々... 2022.12.03 読書時間
読書時間 『知的複眼思考法 ーー誰でも持っている想像力のスケッチ』(2002) 刈谷剛彦『知的複眼思考法 ーー誰でも持っている想像力のスケッチ』講談社+α文庫、2002年、2021年第49刷 通勤時間に読もうと思う。時間が短いので区切が中途半端で目的地についてしまう。続きは帰りになる。序章から第四章で丁度1週間になる。... 2022.11.28 読書時間
読書時間 『新説 家康と三方原合戦』(2022) 平山優『新説 家康と三方原合戦 生涯唯一の大敗を読み解く』NHK出版新書、2022年 信玄と家康が三方原でぶつかるまでを最新の研究を踏まえてスピーディーに描く。何を書き、何を書かないかを選択する眼が歴史家の資質なのであろう。 信玄は北の二俣... 2022.11.26 読書時間