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On Writing(2020)

Stephen King. On Writing, Scribner,2020 立ち読みしたForewordに載っていたエピソードがこの本の執筆事情であった。 One night while we were eating Chinese b...
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『歴史学はこう考える』(2024)その2

松沢裕作『歴史学はこう考える』ちくま新書、2024年 第2章は自身の研究なので、細かいニアンスが伝わってきた。これからは他者の論文を読み取る話になる。 第3章では中央政府の政治家たちの行動に注目するタイプの研究(政治史の一つ)として高橋秀直...
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『歴史学はこう考える』(2024)

松沢裕作『歴史学はこう考える』ちくま新書、2024年 歴史家は何をしているのか。 歴史家といわれる人達が、「歴史家が実際にやっていることは、歴史家以外の人びとにはそれほど知られていないのではないかと思っています。さらに正直に言うと、実は歴史...
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『読書術』(2000)その2

加藤周一『読書術』岩波現代文庫、2000年、2023年第26刷 本書の構成は以下である。 Ⅰ どこで読むか 1.寝てもさめても 本はどこで読んでもよい。ベッドが最高! 2.幾山河 通勤電車の時間を読書に充てる話で、ラテン語文法を一年で覚えた...
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『読書術』(2000)

加藤周一『読書術』岩波現代文庫、2000年、2023年第26刷 加藤周一(1919-2008)の『読書術』(光文社、1962年)を読んだのは高校生くらいだったかと思う。KAPPA BOOKS版は手頃だった。本書に1992年師走の跋文があるの...
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『哲学の問い』(2024)

青山拓央『哲学の問い』ちくま新書、2024年 課題図書として通勤の時間に読んできた。 哲学は問いを育てるものだという。 〈対話〉編と〈論述〉編に分かれている。テーマごとに参考図書があるので、買いたくなるところをグッと堪えて読み終わるのを待っ...
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『ブッダという男 ー初期仏典を読みとく』(2023年)

清水俊史『ブッダという男 ー初期仏典を読みとく』ちくま新書、2023年、2024年第2刷 『はじめての「生と死から学ぶ空海の思想」入門』の読書会で本書の存在を教えてもらった。すぐに買わないうちに時間は経っていった。 清水俊史(としふみ)氏は...
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『苦悩の覇者天武天皇 専制君主と下級官僚』(2024)

虎尾達哉『苦悩の覇者天武天皇 専制君主と下級官僚』吉川弘文館、2024年 虎尾達哉氏の『古代日本の官僚』(中公新書、2021年)を読んだ身としては下級官僚の話を期待して購入したところもある。働かない官僚を率いて律令国家の構築に邁進したであろ...
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『京町家歳時記 油商、四季と暮らす』(2024)

山中恵美子『京町家歳時記 油商、四季と暮らす』ミネルヴァ書房、2024年 思えば、京都によく行っていたときは、西陣の油商の京まちや平安宮での同志社女子大学の公開講座や朧谷寿先生の歴史講座に顔を出したものだった。2008年5月にオープンしてか...
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『日本の道教遺跡を歩く』(2003)を再読する

福永光司・千田稔・高橋徹『日本の道教遺跡を歩く 陰陽道・修験道のルーツもここにあった』朝日新聞社、2023年 以前読んだ時は、道教遺跡の信憑性に着目したので、肝心の陰陽道と修験道へのリンクを読み落としていた。吉野の宮滝から青根ヶ峰を見上げる...