読書時間

『古文書入門 くずし字で「東海道中膝栗毛」を楽しむ』(2012)

中野三敏『古文書入門 くずし字で「東海道中膝栗毛」を楽しむ』角川学芸出版、2012年かくて、百人一首は記憶で読んだため力にならずに、中級編を手にする。十返舎一九『東海道中膝栗毛』の五編上を読む。弥次郎兵衛と喜多八が江戸から京都まで旅する話は...
読書時間

『古文書をはじめる前の準備講座』(2008)読み直し

吉田豊『古文書をはじめる前の準備講座』柏書房、2008年「還暦に達する年頃になって、今後の人生目標を模索しておられる方々にこの本を提供いたします」とはじまる。この文句で買ったのかもしれない。「戦後生まれなの方々が古文書に取り組むにあたっては...
読書時間

『古文書入門 くずし字で「百人一首」を楽しむ』(2010)

中野三敏『古文書入門 くずし字で「百人一首」を楽しむ』角川学芸出版、2010年、2011年第5刷古文書への入門は先達につくのが一番であるが、機会がないままに歳を重ねるのも残念なので、活字本を戦前から明治に遡る本を読むことで旧仮名遣いに少しな...
読書時間

『おくのほそ道』(1975)

松尾芭蕉 板坂元、白石悌三校注・現代語訳『おくのほそ道』講談社文庫、1975年、1979年第6刷文庫本を処分する判断を迫られて、これを残すことにしたのは、『おくのほそ道』をこのあとくずし字で読む予定があったので、電車の中で読んだ。板坂元が書...
四都手帖

四都手帖2020年04月【編集中】

四都手帖2020年04月コロナウイルスの関係でイベントの延期が相次いだ春。予定が立たない。【古都】北野をどり 上七軒歌舞練場 延期京おどり 宮川町歌舞練場 延期都をどり 南座 中止【湖都】滋賀県立近代美術館2017年4月1日より2021年3...
東都手帖

東都手帖2020年04月【編集中】

2020年04月東都散歩のための私的な愉しみと記憶4月は卯月です。今年は桜が早く、卯月は何の楽しみもありません。きっと藤の花も早いと思います。COVID-19の影響が見えないので、予定を書くのは諦めました。記憶ということでは、根津神社のつつ...
読書時間

『律令国家と隋唐文明』(2020)

大津透『律令国家と隋唐文明』岩波新書、2020年岡山の鬼ノ城の話から始まる。整備された山城は古代朝鮮式山城である。倭国が白村江の戦いの後に山城を築かせたことが日本書紀に見える。しかし、鬼ノ城は日本書紀に築城の記載がなく、大津透教授が古代史の...
読書時間

『日本の中世を歩く』(2009)その5

五味文彦『日本の中世を歩く ーー遺跡を訪ね、史料を読む』岩波新書、2009年この本についての最後のメモを書くことにします。別に書くこともなく読み終わっていますが、旅するための元になるかもしれません。第10章 足利に学徒の夢を追う中世の学問を...
読書時間

『日本の中世を歩く』(2009)その4

五味文彦『日本の中世を歩く ーー遺跡を訪ね、史料を読む』岩波新書、2009年第7章 江戸浦の網にかかった浅草の観音浅草の観音様の縁起を読んで、神話時代、歴史時代、縁起の近代と三つの部分に分けるのはいかにも歴史家であると思う。「ここで特に注目...
読書時間

『中世史講義』(2019)

高橋典幸・五味文彦編『中世史講義 ーー院政期から戦国時代まで』ちくま新書、2019年第2刷15講からなる中世史の通史である。呉座勇一氏の第13講 「戦国の動乱と一揆」を読むために買っていたのであるが、通史として読むことを忘れていた。少し引い...
読書時間

『日本の中世を歩く』(2009)その3

五味文彦『日本の中世を歩く ーー遺跡を訪ね、史料を読む』岩波新書、2009年第4章 厳島の海辺に平氏の祈りを見る厳島はまだ訪れたことがないので、博物館で見た平家納経の記憶を思い出していた。第5章 博多の物流から都市の展開を読む博多は何度か訪...
書籍目録

2020年02月購入図書

2020年02月購入図書暇だから何か読もうということになって、実際に何を読むかというのは案外難しい選択です。読書について何を優先させるかは、その時しだいになります。興味はコロコロ変わりますから、何しろ続きません。あっさりしているのでしょうね...
書籍目録

2020年02月購入古書

2020年02月購入古書如月の夜に出掛けるのも珍しいことです。普段なら帰る時間に飲みに出掛けました。ええ、甘夏書店の大山さんに、二度も紹介されたので、行かないわけにはいきめせん。通勤路にない所は勝手が分かりませんし、新型コロナウイルスの件も...
書籍目録

2020年02月書籍往来

2020年02月書籍往来先月は本箱から出して本を読んだので、今月は購入した本を読むことになりました。暇だからといっても本が簡単に読めるわけではありません。量子コンピュータの話に行く前に計算機科学の復習をしておくことにしました。だいぶ脳が錆び...
読書時間

『日本の中世を歩く』(2009)その2

五味文彦『日本の中世を歩く ーー遺跡を訪ね、史料を読む』岩波新書、2009年五味文彦氏が中世の風景を読み解く話にもう少し付き合ってみる。第2章 平等院をめぐる浄土の風景平等院の発掘調査の結果、平等院が頼通の父の道長の無量寿院と同じく川の西側...
読書時間

『日本の中世を歩く』(2009)

五味文彦『日本の中世を歩く ーー遺跡を訪ね、史料を読む』岩波新書、2009年書誌情報東京大学出版会の雑誌『UP』の連載(2007・4〜2008・9の8回)を元にして、平泉や博多・菅生・萱津などを追加し12章からなる。各章末に「史料を読む」を...
読書時間

『日本の歴史6 武士の登場』(2004)

竹内理三『日本の歴史6 武士の登場』中公文庫、1973年、2012年改版3刷久保田和彦氏の『六波羅探題研究の軌跡』(文学通信、2020年)のあとがきに竹内理三が出てきたのも何かの縁ということで、読み直すことにする。以前この本を読んだときは、...
読書時間

『六波羅探題 研究の軌跡』(2020)

久保田和彦『六波羅探題 研究の軌跡』文学通信、2020年戦前,戦後の歴史学が六波羅探題をどう扱ってきたか。研究史が丹念に紹介される。ここで取り上げられている論文を読む日が来るのかは分からないけど、最近の新書等で先行研究への敬意がないことへの...
読書時間

『天問』(1990)の話

十五代樂吉左衞門『天問 樂 吉左衞門作品集』寛土里、1990年この図録は樂美術館へ寄付して手に入れたことは、いつだったか書いた。樂 直入さんの日本経済新聞の私の履歴書2020年2月21日は天問だった。『天問』は屈原の楚辞の天問篇から引いた言...
ひととき

奈良その奥から 17 「市井の智者」

岡本彰夫 『ひととき』2020年3月号元春日大社権宮司の岡本彰夫氏が「市井の智者」について『ひととき』2020年3人号に書いていました。人生の支えとなる言葉として諺というものは必要だといいます。大和にも大和独特の言いまわしの諺があるそうです...