2020年03月書籍往来
新型コロナウイルス(COVID-19)の騒動のせいで、セミナーなどが2月の後半から中止になった。その流れで3月はテレワークになった。予定のなくなった暇な月も今月で終わり新年度が始まる。新年度も予定はない。その前に本の片付けをしたくなる。
呉座勇一氏の『日本中世への招待』(朝日新書、2020年)を読んで、中世史を読みたくなった。その前に『一揆の原理』(洋泉社、2012年)を読もうと思ったけど、見つからない。
4月の昭和思想史研究会も延期になってしまった。宋学に朱子学が出る背景として華厳を見ておきたいと思って少し古いけど『無限の世界観(華厳)』(1969年)を読む。上山春平と共著であるが、鎌田茂雄が語り素晴らしい。
【歴史】
呉座勇一『戦争の日本中世史 「下克上」は本当にあったのか』新潮選書、2014年
【思想】
鎌田茂雄・上山春平『無限の世界観(華厳)』角川書店、1969年、1978年第9刷
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