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『英文法再入門』(2021)その2

澤井康祐『英文法再入門』中公新書、2021年   第3講の5文型 日本人のための5文型が、辞書や文法書にも影響を与えていたことが解説されていました。高校から英英辞典とか使っていましたので恩恵を受けていません。今度、辞書を更新するときには、5...
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『英文法再入門』(2021)

澤井康祐『英文法再入門』中公新書、2021年   10講からなる英文法講義。取り敢えず飛べるようになるというので期待しました。予備校講師の中公新書は珍しいのではないかと思います。大学の研究者が伊藤和夫を論じた論考を最近読んだばかりでしたので...
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『新版企業の人間的側面』(1970)

ダグラス・マグレガー、高橋達男訳『新版企業の人間的側面』産業能率大学出版部、1966年、1970年新訳、2009年新訳50版   経営学でX理論、Y理論を習わないことは無いと思う。しかし、経営学の概論書を読むことはあっても著者の本を読んだと...
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『陸奥宗光とその時代』(2003)

岡崎久彦『陸奥宗光とその時代』PHP文庫、2003年   書誌情報 『陸奥宗光とその時代』PHP研究所、1999年刊行の文庫化。文献目録、陸奥宗光年表、索引がある。   「本書は、明治維新から第二次大戦の敗戦まで七十七年間の日本外交の歩みを...
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『天下統一と朝鮮侵略』(2005)その3

藤木久志『天下統一と朝鮮侵略 織田・豊臣政権の実像』講談社学術文庫、2005年、2006年第2刷   本書は一般書ということで参考文献を載せていない点が不満であるが、論者の名前は出てくる。今まで読んだ本の中で目にする名前が出てきて、論者がど...
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『天下統一と朝鮮侵略』(2005)その2

藤木久志『天下統一と朝鮮侵略 織田・豊臣政権の実像』講談社学術文庫、2005年、2006年第2刷   現存する江戸時代の武家屋敷等は見学したことがある。戦国期の町や村を再現した映像は見たことがないので、現在と地続きな感じがしているが、そこか...
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『天下統一と朝鮮侵略』(2005)

藤木久志『天下統一と朝鮮侵略 織田・豊臣政権の実像』講談社学術文庫、2005年、2006年第2刷   書誌情報 『日本の歴史』第15巻『織田・豊臣政権』小学館、1975年を底本として、講談社学術文庫とした。 元亀元年(1970)の石山戦争に...
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『ラテン語の世界』(2006)

小林標『ラテン語の世界 ローマが残した無限の遺産』中公新書、2006年、2007年第4版 小林標(こずえ)氏の本を取り出してきたのは、Le Petit Parisienのオーナーさんがラテン語の入門書を見せてくれたせいもある。彼は蔵書票を研...
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『城と隠物の戦国誌』(2021)

藤木久志『城と隠物の戦国誌』ちくま学芸文庫、2021年   書誌情報 『城と隠物の戦国誌』(朝日選書、2009年)をちくま学芸文庫とした。   民衆の危機管理の習俗 戦国時代に、「人びとは、どうやって家族を守り、家財を守ったのか。その世の現...
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『古くてあたらしい仕事』(2019)

島田潤一郎『古くてあたらしい仕事』新潮社、2019年、2020年第7刷   一人出版社の夏葉社の島田潤一郎氏のエッセイである。装丁は南伸坊氏。淡々とした語り口で、生い立ちと夏葉社の創業を書いている。   島田潤一郎氏が求人の応募に断られた続...