山田朗『大元帥 昭和天皇』ちくま学芸文庫、2020年
物事は光のあてかたによって印象が違って見えるものです。我々の認識の限界がそこにあることも確かです。昭和天皇の軍人としての内実を照射する山田朗氏の記述に浮かび上がったのは、軍服姿の昭和天皇でした。明治天皇以降、軍服姿の天皇は昭和天皇まで続きました。皇室を利用した軍事国家体制の中で国家元首としての責を免れることはできませんでした。
山田朗『大元帥 昭和天皇』ちくま学芸文庫、2020年
物事は光のあてかたによって印象が違って見えるものです。我々の認識の限界がそこにあることも確かです。昭和天皇の軍人としての内実を照射する山田朗氏の記述に浮かび上がったのは、軍服姿の昭和天皇でした。明治天皇以降、軍服姿の天皇は昭和天皇まで続きました。皇室を利用した軍事国家体制の中で国家元首としての責を免れることはできませんでした。
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