『歌仙の愉しみ』(2008)

読書時間

丸谷才一、岡野弘彦、大岡信『歌仙の愉しみ』岩波新書、2008年

『とくとく歌仙』がでてきて懐かしかった。それで、研究所の書庫へ分入ったら、『歌仙の愉しみ』がでてきたし、『完本 風狂始末』も見つかった。歌仙を読むとその深みは果てしない気がする。したがって、最近は本の紹介も滞っている。

『歌仙の愉しみ』は丸谷才一、岡野弘彦、大岡信の歌仙を岩波書店の『図書』に掲載したものだ。

鞍馬天狗の巻 2000年09月号

夜釣の巻 2002年02月号

YS機の巻 2003年01月号

ぽつねんとの巻 2003年09月号

大注連の巻 2004年03月号

焔星の巻 2005年03月号

海月の巻 2006年06月号

まっしぐらの巻 2008年01月号

YS機の巻は後で忘れてしまわないように、ここに発句を載せておく。

東風ふくや筑紫へとばむYS機(乙三)

岡野弘彦氏が菅原道眞の千百年忌(2002年)ということで発句にしたもの。YS-11も2006年をもって国内旅客運行を終えている。

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