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TSUNDOKU ZINE vol.1 は読ませる

TSUNDOKU ZINE vol.1 2018年積読本を紹介する冊子を甘夏書店で購入した。『冬虫夏草』梨木香歩『白百』原研哉『徳川制度』上・中・下・補遺 加藤貴校注紹介されていた45のタイトルの中で、私が知っているは上記の本だった。残念な...
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『神道の虚像と実像』(2011)

井上寛司『神道の虚像と実像』講談社現代新書、2011年、2018年第4刷第1章 「神社」の誕生ーー古代律令制国家の模索第2章 「隔離」にもとづく「習合」ーー「神道」の成立第3章 近代国家と民衆ーー「神道」論の新たな展開第4章 宗教と非宗教の...
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『源頼朝 武家政治の創始者』(2019)

元木泰雄『源頼朝 武家政治の創始者』中公新書、2019年また、漫然と本を読む季節になった。花粉の飛ぶ時期は考えることが億劫で、薬のせいで眠い。メモを取りながら読むことができない。したがって漫然と読み、気になったら、調べごとするのである。元木...
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『滝から滝へー日本・滝紀行』(1982)

永瀬嘉平『滝から滝へー日本・滝紀行』岳書房、1982年本を開いたらmeikidoの栞が挟んであって、何処で買った本だかすぐに分かった。御茶ノ水にあった茗渓堂だ。山の本は大概ここで買っていた。山岳会の会報も置いてあった。栞は「ゑ・さわのひとし...
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『空海入門 弘仁のモダニスト』(2016)再読

竹内信夫『空海入門 弘仁のモダニスト』ちくま学芸文庫、2016年空海を『三教指帰』『請来目録』『性霊集』『高野雑筆集』を使って読み解いていく本であった。著者に導かれて再読した。そういえば、竹内信夫氏の『空海入門 弘仁のモダニスト』を最初に読...
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『和歌とは何か』(2009)その7

渡部泰明『和歌とは何か』岩波新書、2009年、2013年第3刷終章ーー和歌を生きるということ終章を読んで長かった読書も終わった。電車の時間で読んでいるので細切れになったが、私にとって新奇な話が多かったので、結構楽しめた。おススメ本といってよ...
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『日本の思想1 最澄・空海集』(1969)

渡辺照宏編『日本の思想1 最澄・空海集』筑摩書房、1969年、1976年第6刷手元に『高野雑筆集』とかないと不便だなと思って、事務所行って本棚を探したら、『最澄・空海集』の中に「高野雑筆集(抄)」があった。書き下し文であり、原文が付いていな...
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『和歌とは何か』(2009)その6

渡部泰明『和歌とは何か』岩波新書、2009年、2013年第3刷後半は行為としての和歌である。するする読んでしまう。Ⅱ 行為としての和歌第1章 贈答歌ーー人間関係をつむぐ贈答歌はその解釈が難しいのであるが、著者は、和泉式部と敦道親王、慈円と頼...
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『戦国大名と国衆』(2018)

平山優『戦国大名と国衆』角川選書メチエ、2018年平山優氏の最新刊である。前回の本に比べて薄いにも関わらず読むとすぐに眠くなるのは、最初に出てくる用語の定義のせいである。これを越えないと先に進めない感じがするのが、「論」のせいで、『武田氏滅...
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『和歌とは何か』(2009)その5

渡部泰明『和歌とは何か』岩波新書、2009年、2013年第3刷第5章 本歌取りーー古歌を再生するこの本は各章のサブタイトルが気になる書き方をしていると思う。さて、本歌取りの定義も実にやっかいだということから、少し端折って、定義に入る。「本歌...