小林丈広、高木博志、三枝暁子『京都の歴史を歩く』岩波新書、2016年
「京都の道は肥たんごの通り道でもあった。」と書いてあるのを読むと、『京都ぎらい』の井上章一が噛みつきはしないかと心配するが、ここにあるのは歴史認識である。被害者意識ではない。
三枝暁子氏の『京都 天神をまつる人びと』(2014)についてはこのブログにも以前書いた。著者名と京都で東京堂書店で躊躇わずに買った。
ターゲットは50年前の『京都』という。
まあそんなことは置いておいて、自分が歩いた道で見落としていたことがあることに気がつく。こちらは現代に生きているので、薄れて読めない石碑よりお店に興味がある。
石碑を写真に撮る自分を考えると、そもそもどうするのか。この間亡くなられた人のブログやFaceBookは閉じられることだし、デジタルコンテンツは散逸するだけだ。
祝日も午後に予定があると、結構不自由なので、課題図書を進めて土曜日に備えたい。
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