読書時間 『八瀬童子 歴史と文化』(2007)その2 宇野日出生『八瀬童子 歴史と文化』思文閣出版、2007年八瀬童子の歴史は、八瀬童子と呼ばれたこの地域の人々に与えらた特権と奉仕の歴史ということができる。それらは八瀬童子会文書として伝えらてきた。八瀬とはどんな地域なのか?「京都市左京区八瀬は... 2019.04.12 読書時間
読書時間 『八瀬童子 歴史と文化』(2007) 宇野日出生『八瀬童子 歴史と文化』思文閣出版、2007年「八瀬(京都市左京区)は,若狭街道(鯖街道)沿い、比叡山西麓を流れる高野川一帯にある、山間の集落」(レファレンス共同データベース)である。八瀬といえばかま風呂というイメージがある。司馬... 2019.04.11 読書時間
読書時間 『日本の深層文化』(2009)その2 『日本の深層文化』(2009)その2森浩一『日本の深層文化』ちくま新書、2009件第2章 野の役割を見直す森浩一先生が『京都の歴史を足元からさぐる』(学生社)を書いていらした時期の本だけに、ネタが重なるようにも覚える。京の七野は北野、紫野、... 2019.04.06 読書時間
読書時間 『和辻哲郎』(2009) 熊野純彦『和辻哲郎』岩波新書、2009年何度も目にした森有正の文章から始まっている。「ひとつの生涯の本質的なありようは、その生命の稚いない日々のうちで、すでにあますところなくとあらわれているものなのではないだろうか」(『バビロンの流れのほと... 2019.04.04 読書時間
読書時間 『「砂漠の狐」ロンメル』(2019) 大木毅『「砂漠の」ロンメル』角川新書、2019年あとがきで大木毅氏が呉座勇一氏の『陰謀の日本中世史』(角川新書、2018年)を取り上げていた。最近は読まなくなったが、ミリタリー本の中にはいい加減な本もあって、呉座勇一氏が提示した原理は陰謀論... 2019.04.03 読書時間
読書時間 『翻訳仏文法 上下』(2003) 鷲見洋一『翻訳仏文法 上下』ちくま学芸文庫、2003年上巻は鷲見洋一(すみよういち)氏が1980年から『翻訳の世界』に連載したものを元に1985年にバベル出版から出したものを、21世紀になってちくま学芸文庫にした。なお、下巻は1987年に同... 2019.03.29 読書時間
読書時間 『考える英文法』(2019) 吉川美夫『考える英文法』ちくま学芸文庫、2019年このところ英語の参考書を読んでいる。高校の時のGrammarの教科書がしょぼかった記憶があり、英文法は苦手だった。予備校の先生に習ったとき、英語の力は今がピークだと言われた。構文解析力はその... 2019.03.27 読書時間
読書時間 『落日の豊臣政権』(2016)その5 河内将芳『落日の豊臣政権秀吉の憂鬱、不穏な京都』吉川弘文館、2016年エピローグを読みながら、この本を振り返っている。文禄年間という「桃山の京都」の絢爛豪華なイメージの裏側を追っていくと、豊臣政権の行き詰まりが見えてきた。秀吉の心操の良さと... 2019.03.26 読書時間
読書時間 『落日の豊臣政権』(2016)その4 河内将芳『落日の豊臣政権秀吉の憂鬱、不穏な京都』吉川弘文館、2016年天変地異と政権の動揺恠異三条河原の処刑が語られる。秀次事件で秀次一族が処刑されたのである。瑞泉寺に伺った時に、秀次一族の塚を見たが、語られる物語に悲しくなった記憶がある。... 2019.03.25 読書時間