平田篤胤著、山田孝雄校訂『古史徵開題記』岩波文庫、1936年、1992年第5刷
「要するに、今日に於いても古典一般について論じようとする人は先づ本書を見なければならぬものである。本書をも見ず、若くは本書にいふだけの智識をも持たないで古典について、とかくの議論をなすといふものがあるならば、私はその人の無智無識に驚くのみであって、さやうな人と共に古典を語るを恥とするであろう。」と山田孝雄(やまだよしお)博士は「古史徵開題記について」書いている。
弟子が序文を書いたり、各巻の要約を書いている。まずはこれだけで全体がつかめる。
『古史徵』の首巻にあたる『古史徵開題記』に辿り着いた。
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