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『新版ぎりぎり合格への論文マニュアル』(2021)

山内志朗『新版ぎりぎり合格への論文マニュアル』平凡社新書、2021年 タイトル通りのギャグ満載の本である。ギャグなのか本当のことなのかは見分けがつけにくい。本書から無断で引用された文句を使った論文を著者が読んでほくそ笑む姿が想像できる。まに...
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『日本の家』(2015)

中川武『日本の家』角川ソフィア文庫、2015年、kindle版 NHKラジオの「私の日本語辞典」の2021年11月は早稲田大学名誉教授・博物館明治村館長の中川武氏の「日本の"家"を象徴することばたち」だった。この番組は秋山和平アナウンサーの...
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コンパスローズの引き方

ピンポイントで辞書を引く 薬袋善郎氏が最近の著書の中で『コンパスローズ英和辞典』(研究社、2018年)を使ってピンポイントで辞書を引く仕方を説明していたのが参考になった(注1)。中辞典で触れていない情報は一般的ではないということだった。 具...
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『ハイデガーの思想』(1993)

木田元『ハイデガーの思想』岩波新書、1993年、2020年第30刷 木田元を読むかハイデガーを読むか。読書は本の選択の問題である。ハイデガーの概説書から入ることにしょうと考えたが、この本が適切であるかどうかはわからない。しかし、岩波新書で3...
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『偶然性と運命』(2001)

木田元『偶然性と運命』岩波新書、2001年、2018年第6刷 第1章 めぐり逢いの現象学 めぐり逢いの意識がしばしば前世のきずなと考えるほど明証性をもって我々に迫ってくるのは何故か。明証性とは確実性の意識(5頁)である。木田元はハイデガーの...
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『基本文法から学ぶ 英語リーディング教本』(2021)

薬袋善郎『基本文法から学ぶ 英語リーディング教本』研究社、2021年 以前から薬袋善郎氏の本は読んできたので、方法論に変わりはない。parsingを行うための、懇切丁寧な「教科書兼ワークブック」なので471頁もある。今までは『英語リーディン...
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ジャック・ロルダと機械論対生気論史観

平井正人「ジャック・ロルダと機械論対生気論史観」『科学史研究』第Ⅲ期第60巻No.299、2021年10月号、日本科学史学会、218-233頁 生命現象を「機械論」で見るか、「生気論」で見るかは対立する立場である。 本論は「19世紀のモンペ...
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『銭形平次捕物控 傑作集二 人情感涙篇』(2019)

野村胡堂『銭形平次捕物控 傑作集二 人情感涙篇』双葉文庫、2019年 書誌情報 『銭形平次捕物全集』(河田書房刊、1956年〜1958年)を底本とし、「人情感涙」をテーマとした6編を厳選したという。 解説を郷原宏氏が書いていた。 よく岡本綺...
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『銭形平次捕物控 傑作集1陰謀・仇討篇』(2019)

野村胡堂『銭形平次捕物控 傑作集1陰謀・仇討篇』双葉文庫、2019年 書誌情報 『銭形平次捕物全集』(河田書房刊、1956年〜1958年)を底本とし、「陰謀」「仇討」をテーマとした6編を厳選したという(編集部)。このセレクションはテーマ別と...
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『アリストテレスの政治思想』(2010)その1

岩田靖夫『アリストテレスの政治思想』岩波書店、2010年、2020年第2刷