読書時間 『古事談 下』(2021) 源顕兼編、伊東玉美校訂・訳『古事談 下』、ちくま学芸文庫、2021年三巻六四 永観、出挙の事、並びに東大寺拝堂の事 六五 永観、臨終の事 を読むと、永観堂の見返り阿弥陀立像のエピソードも永観に別な角度から光を与えてくれる。五巻五〇 伴別当、... 2021.06.02 読書時間
読書時間 『古事談 上』(2021) 源顕兼編、伊東玉美校訂・訳『古事談 上』、ちくま学芸文庫、2021年書誌情報本文は丹鶴叢書本を底本とした。漢文体を平仮名交じりに読み下している。人名に注、訳と評からなる。ちくま学芸文庫のための書き下ろしである。上巻に「はじめに」7頁あり。下... 2021.06.01 読書時間
読書時間 『英語の語源』(1977)再読 渡部昇一『英語の語源』講談社現代新書、1977年再読としたのは、前に書いたのと被るのと少し時間も経っているのでその2としなかった。新語源学に基づいている「百万人の英語」というラジオ講座で渡部昇一がWord Power Hourを毎週金曜日に... 2021.05.27 読書時間
読書時間 『極楽一丁目』(1972) 山手樹一郎『極楽一丁目』東京文藝社、1972年昔、三島の古本屋で買った本。身が立つまで帰るなと言われた若侍(伊勢四郎)が旅で道連れになった娘(お市)等を送り届けた江戸の深川は武家虎一家によって地獄と化していた。山手樹一郎は果てしなく読んだ。... 2021.05.25 読書時間
読書時間 『農耕社会の成立』(2010) 石川日出志『農耕社会の成立 シリーズ日本古代史①』岩波新書、2010年中村新一氏の『アースダイバー 神社編』(講談社、2021年)を読んでいて頭が混乱したので、手近にあった本書を読見直してみることにした。中沢新一氏が以下のように書いていたの... 2021.05.23 読書時間
読書時間 『覚えておきたい古文書くずし字200選』(2001) 柏書房編集部『覚えておきたい古文書くずし字200選』柏書房、2001年、2004年第4刷これが使えるようになるのは古文書の入門段階が終わってからであろう。古文書は総合的な知識を問うものなので、変体仮名を読んだ経験がないと、この草書体漢字以前... 2021.05.22 読書時間
読書時間 『壬生狂言の魅力』(1997) 梅原猛、西川照子、写真 井上隆雄『壬生狂言の魅力』淡交社、1997年壬生寺で壬生狂言を見た時、買い求めた本だと思う。梅原猛が壬生狂言の魅力を書き、西川照子氏が壬生狂言三十曲ーーその発生と発展、壬生狂言の周辺ーーそして劇は常に喜劇から始まるを... 2021.05.20 読書時間
読書時間 『アースダイバー神社編』(2021)その2 中沢新一氏の『アースダイバー神社編』(講談社、2021年)を読んでいくと、日本列島に現れた南方起源の移住者が鹿児島に上陸したと書いてあって、知識の前提が揺らいだので、先を読めなくなった。そこで、手近の考古学の本を読み直すことにした。「いまか... 2021.05.18 読書時間
読書時間 『和文英訳十二講』(1954) 篠田錦策、佐々木髙政『和文英訳十二講』洛陽社、1954年、1968年改訂版、2009年改訂版佐々木髙政の本を読んでは忘れて、買ったことも忘れた。ソフトカバーでカバンに入れても楽なので、『考える英文法』を読み終えたら、次の候補にと考えている。... 2021.05.16 読書時間
読書時間 『和文英訳の修業』(1981) 佐々木髙政『和文英訳の修業』文建書房、1952年、1981年四訂正新版、2010年第89刷タイトルからして時代がかっている。内容は3部構成となっている。予備編は暗唱用基本文例集に練習問題と解答 126頁基礎編 188頁応用編 58... 2021.05.15 読書時間
読書時間 『新選組』(2003) 松浦玲『新選組』岩波新書、2003年NHKの歴史探偵で「真相! 池田屋事件」(2021年5月12日)を見ていたら、中村武生氏の『池田屋事件の研究』(講談社現代新書、2011年)を読んでみたくなった。探しても出てこないので、見つけた本書を読む... 2021.05.14 読書時間
読書時間 『古文書はじめの一歩』(2008) 油井宏子『古文書はじめの一歩』柏書房、2008年前に読んだ時は、わからなかったが、くずし字は読めた字を字典で引くことが重要で、自分が読めた字を書いて「マイ字典」を作ることが勧められていた。偶々そのくずし字を読めたとしても、バラエティに富んで... 2021.05.13 読書時間
読書時間 『英文解体新書2』(2021) 北村一真『英文解体新書2 シャーロック・ホームズから始める英文解釈』研究社、2021年帯を見ると「英文解釈探偵の帰還」とある。「空き家の冒険」を踏まえている。これは英語で読んだ気がするので、ペーパーバックでも買って読んだのだろうか。記憶がは... 2021.05.11 読書時間
読書時間 『ささやかな日本発掘』(2006) 青柳瑞穂『ささやかな日本発掘』講談社文芸文庫、1990年、2006年kindle版書誌情報新潮社より1960年に刊行されたものを底本に、ふりがなを加えた講談社文芸文庫版を電子書籍化したという。古美術の初心者として何から読んだらよいかと先達の... 2021.05.10 読書時間
読書時間 『ぼくの鎌倉散歩』(2020) 田村隆一『ぼくの鎌倉散歩』港の人、2020年連休は何処へも行かないで、本を読んで過ごした。雑誌を読んでいて、この間行った鎌倉ことを思い出した。雑誌に取り上げられていたこの本をぽちったら、翌朝にはポストに入っていた。コーヒーでも飲みたくなった... 2021.05.08 読書時間