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『対訳 技術の正体』(2013)

木田元、マイケル・エメリック訳『対訳 技術の正体』デコ、2013年 書誌情報 「技術の正体」は『正論』1993年10月号、産経新聞社に掲載。『哲学以外』(みすず書房、1997年)に再録。 この他「春の旅立ち「風の色」」朝日新聞、2012年4...
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『シンプルな英語』(2021)

中山裕木子『シンプルな英語』講談社現代新書、2021年 書誌情報 302頁あるが、重要な点は青色で示されており、暗記すべき文がわかり易い。 田中健一氏が英語の学習書をTwitterで推薦していたので購入することにした。田中健一氏は『伝わる英...
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『批評の教室』(2021)その3

北村紗衣『批評の教室ーーチョウのように読み、ハチのように書く』ちくま新書、2021年 第三章 書く 書くということをこの短い中で論じるのは難しい。 北村紗衣氏は実践的にテーマを絞って論じる。 「初心者が批評を書くときに大事なのは、メインの切...
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『批評の教室』(2021)その2

北村紗衣『批評の教室ーーチョウのように読み、ハチのように書く』ちくま新書、2021年 第2章 分析する 冒頭の批評理論については、深入りしない。 ・ポストコロニアル批評 ・フェミニスト批評 ・クィア批評 これらについては、詳細な読書案内があ...
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『批評の教室』(2021)

北村紗衣『批評の教室ーーチョウのように読み、ハチのように書く』ちくま新書、2021年 新聞の書評欄について、Twitterが何やら騒がしい。ジェンダー批評は炎上しやすいようである。日本には私小説という奇妙なジャンルがあり、登場人物のプライバ...
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「初期歌合における文字遊び」を読む

奥野陽子「初期歌合における文字遊び ー「をみなてし」を中心にー 『國語國文』第90巻第7号41-63 目的の論考を読めば他は読むことがないのが、雑誌を扱い方である。目的を持たない読書もたまにはしないと視野が広がらない。『國語國文』に載ってい...
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『戦国時代と一向一揆』(2021)

日本史史料研究会監修、竹間芳明『戦国時代と一向一揆』文学通信、2021年 一向一揆側のことはよく分からない。どうしても戦国大名側から見てしまっていた。 本書は4章からなり、各章は宗主毎になっている。 第1章蓮如の時代ーー戦国時代の幕開け 第...
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「『吾妻鏡』冒頭部の構成とレトリック」を読む

藪本勝治「『吾妻鏡』冒頭部の構成とレトリック」(『紫苑』第14号、2016年) 『國語國文』の藪本勝治氏の論文が面白かったので(注1)、ネットで読める論文がないか探して読むことにした。一般の読書人は論文へのアクセスが限られるのが残念である。...
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「『吾妻鏡』の文脈における宝治合戦記事」を読む

藪本勝治「『吾妻鏡』の文脈における宝治合戦記事」『國語國文』第90巻第7号22-40 野口実氏が史料として『吾妻鏡』を利用する前に必読の論文たちとして藪本勝治(やぶもとかつはる)氏の論文を挙げていたので(注1)、最新の論文を取り寄せて読むこ...
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『刀伊の入寇』(2021)

関幸彦『刀伊の入寇 平安時代、最大の対外危機』中公新書、2021年 「刀伊の入寇」は寛仁3年(1019)に起こった。藤原道長の時代の話である。刀伊(とい)は女真族に対する高麗の人々の呼称である。「刀伊の入寇」の入寇はモンゴル襲来を江戸期の水...