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『日本人が知らない英語のニュアンス』(2021)を読み終える

牧野髙吉『日本人が知らない英語のニュアンス』角川ソフィア文庫、2021年 通勤電車のおともで読んできた。なんでもそうだがいつか終わりは来る。英和辞典を引いてもこればかりは伝わらないようだ。英英辞典を引く楽しみができた。試験を受ける必要もない...
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『Blaise Pascal : Oeuvres complètes』(2014)

Blaise Pascal : Oeuvres complètes - annotées et en français moderne - Arvensa Editions (French Edition),2014,kindle パスカル...
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『伝わる英語表現法』(2001年)

長部三郎『伝わる英語表現法』岩波新書、2001年、2021年第5刷 限定復刊という話で復刊したら、そく重版になったと岩波新書編集部のTwitterアカウントがつぶやいていた。SNSの影響力を感じる。読んでみると、日本人の発想法というものを深...
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『小説読解入門 『ミドルマーチ』教養講義』(2021)

廣野由美子『小説読解入門 『ミドルマーチ』教養講義』中公新書、2021年 書誌情報 本書は『批評理論入門』(2005年)の姉妹編だという。著者の主張は、小説をいかに読むかという方法を模索していくと、結局は、文学とは何かという問題に突き当たる...
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『ナポレオン フーシェ タレーラン』(2009)

鹿島茂『ナポレオン フーシェ タレーラン 情念戦争1789-1815』講談社学術文庫、2009年、kindle版 鹿島茂氏のナポレオン3世を読もうと思い、その前にナポレオン、フーシェやタレーランも論じているので繋がりがあるのだろうと思って買...
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『ギリシア哲学30講 人類の原初の思索から(上)』(2018年)

日下部吉信氏『ギリシア哲学30講 人類の原初の思索から(上)』明石書店、2018年、2021年第2刷 立命館大学名誉教授の日下部吉信氏が「同志社大学大学院文学研究科の講義科目「古代哲学史特講」の年間30回にわたる講義の講義原稿を書籍化したも...
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『わかったつもり』(2005)

西村克彦『わかったつもり 読解力がつかない本当の原因』光文社新書、2005年、2019年第28刷 帯をみると14万部突破とある。 読むというこういは、文章の前後関係の繋がりをつけることである。その場合に、スキーマを活用することでわかる状態に...
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『中先代の乱 北条時行、鎌倉幕府再興の夢』(2021)

鈴木由美『中先代の乱 北条時行、鎌倉幕府再興の夢』中公新書、2021年 『逃げ上手な若君』のマンガで北条時行の話を読む気になった。結構マニアックなテーマなのである。 山田邦和同志社女子大学教授がTwitterで感想を書いていた。 「彼の父義...
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『ハイデガー拾い読み』(2004)

木田元『ハイデガー拾い読み』新書館、2004年 書誌情報 初出は新書館の季刊誌「大航海」43号(2002年7月)〜52号(2004年10月)である。刊行に当たり人名索引、用語索引をつけた。ハイデガー講義録の拾い読みである。2012年に新潮文...
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『新しい社会』(1963)

E.H.カー、清水幾太郎訳『新しい社会』岩波新書、1953年、1963年第16刷改版、1996年第32刷 清水幾太郎が『論文の書き方』(岩波新書、1959年)の中で、カーの講演の恐るべき密度(P192)を書いていて、以前に読んだ『歴史とは何...