『パサージュ論(一)』(2020)

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ヴァルター・ベンヤミン、今村仁司、三島憲一、大貫敦子、高橋順一、塚原史、細見和之、村岡晋一、山本尤、横張誠、與謝野文子、吉村和明訳『パサージュ論(一)』岩波文庫、2020年

書誌情報

岩波書店の『パサージュ論』は単行本全五巻が1993年に刊行された。今回、岩波現代文庫(2003年)全五巻の再録にあたり、原著に付された編集者ティーデマンの解説は省略している。

鹿島茂氏の『『パサージュ論』熟読玩味』(1996年)を読んで『パサージュ論』を読みたくなったが、絶版になっていた。岩波文庫化されたというので手に入れてみた。少なくとも、パリの歴史を知らないと、断片が断片のままになりそうなので、フランス史を読みたくなった。まだまだ準備に時間がかかるようだ。待つしかないのだろう。

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