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「『吾妻鏡』の文脈における宝治合戦記事」を読む

藪本勝治「『吾妻鏡』の文脈における宝治合戦記事」『國語國文』第90巻第7号22-40野口実氏が史料として『吾妻鏡』を利用する前に必読の論文たちとして藪本勝治(やぶもとかつはる)氏の論文を挙げていたので(注1)、最新の論文を取り寄せて読むこと...
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『刀伊の入寇』(2021)

関幸彦『刀伊の入寇 平安時代、最大の対外危機』中公新書、2021年「刀伊の入寇」は寛仁3年(1019)に起こった。藤原道長の時代の話である。刀伊(とい)は女真族に対する高麗の人々の呼称である。「刀伊の入寇」の入寇はモンゴル襲来を江戸期の水戸...
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『京都の中世史4 南北朝内乱と京都』(2021)

山田徹『京都の中世史4 南北朝内乱と京都』吉川弘文館、2021年中世京都の通史の7巻シリーズである。本書は14世紀を扱う。鎌倉幕府滅亡から、南北朝内乱が統一されるまでの政治史を描く。この辺りは、結構読んできたので、確認しながら読むことになる...
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『日本人が知らない英語のニュアンス』(2021)を読み終える

牧野髙吉『日本人が知らない英語のニュアンス』角川ソフィア文庫、2021年通勤電車のおともで読んできた。なんでもそうだがいつか終わりは来る。英和辞典を引いてもこればかりは伝わらないようだ。英英辞典を引く楽しみができた。試験を受ける必要もないの...
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『Blaise Pascal : Oeuvres complètes』(2014)

Blaise Pascal : Oeuvres complètes - annotées et en français moderne - Arvensa Editions (French Edition),2014,kindleパスカルの...
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『伝わる英語表現法』(2001年)

長部三郎『伝わる英語表現法』岩波新書、2001年、2021年第5刷限定復刊という話で復刊したら、そく重版になったと岩波新書編集部のTwitterアカウントがつぶやいていた。SNSの影響力を感じる。読んでみると、日本人の発想法というものを深く...
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『小説読解入門 『ミドルマーチ』教養講義』(2021)

廣野由美子『小説読解入門 『ミドルマーチ』教養講義』中公新書、2021年書誌情報本書は『批評理論入門』(2005年)の姉妹編だという。著者の主張は、小説をいかに読むかという方法を模索していくと、結局は、文学とは何かという問題に突き当たるとい...
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『ナポレオン フーシェ タレーラン』(2009)

鹿島茂『ナポレオン フーシェ タレーラン 情念戦争1789-1815』講談社学術文庫、2009年、kindle版鹿島茂氏のナポレオン3世を読もうと思い、その前にナポレオン、フーシェやタレーランも論じているので繋がりがあるのだろうと思って買っ...
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『ギリシア哲学30講 人類の原初の思索から(上)』(2018年)

日下部吉信氏『ギリシア哲学30講 人類の原初の思索から(上)』明石書店、2018年、2021年第2刷立命館大学名誉教授の日下部吉信氏が「同志社大学大学院文学研究科の講義科目「古代哲学史特講」の年間30回にわたる講義の講義原稿を書籍化したもの...
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『わかったつもり』(2005)

西村克彦『わかったつもり 読解力がつかない本当の原因』光文社新書、2005年、2019年第28刷帯をみると14万部突破とある。読むというこういは、文章の前後関係の繋がりをつけることである。その場合に、スキーマを活用することでわかる状態になる...