西成活裕『渋滞学』新潮選書、2006年
「ヘウレーカ!」を見ていたら西成活裕氏が出ていました。ぱっと見て、印象が変わっていたのは、ふさふさの髪の毛がなくなっていたからでした。
本の出版後に、旅客機の優先搭乗を止めて搭乗の順番を変えて渋滞を解消する話は西成活裕氏のアドバイスだといいます。建物の中からの避難の時にエレベーターに殺到して渋滞が起きないように、三重県の鈴鹿消防署が考案した「平泳ぎ避難」は西成活裕氏の渋滞学の原理に基づいているといいます。
本棚に挿したままでした。久しぶりにパラパラと読みました。ネットワークの遅延の話しかと思って本書を手にしたのですが、人間の行動原理の話でした。テレビではアリは渋滞しないという論文を西成活裕氏が書いているというので、読んでみたくなりました。
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