断片記憶 觀音勤行儀 夏目漱石など、神経衰弱な人の本を課題図書で読んだりしたので、精神が傷つけられたかも知れない。俗な本は精神を疲れさす。こういう時に癒される本が手元にないのでは、何のためのライブラリーなのか、全部放り出したくなる気持ちを抑えて、觀音勤行儀の埃を... 2019.06.10 断片記憶
断片記憶 東山魁夷漬け 東山魁夷漬けというわけで、唐招提寺御影堂障壁画を見たことを思い出している。 『東山魁夷 美の世界シリーズ』の2巻と3巻の世界を2度見に行ったのだった。毎年6月6日が開山忌なので、前後合わせて3日間御影堂が公開されていた。しかし、御影堂が平成... 2019.06.07 断片記憶
断片記憶 『念佛機』を読む 『念佛機』光と音の専門店HAO HAO HAO『念佛機』は自動念佛機(ブッダマシーン)を紹介した16頁の小冊子だ。「ブッダマシーンとは… 2005年に中国の現代音楽ユニットFM3が発売したアンビエントループマシーンの名称」だという。ambi... 2019.05.20 断片記憶
断片記憶 『書痴の散歩』(1932)の話 齋藤昌三『書痴の散歩』書物展望社、1932年私が戦前の本を持っているとは、私の周りにいるひとは想像できないに違いない。新し物好きでミーハーと思われているが、例えば、書痴と言われた齋藤昌三の『書痴の散歩』(書物展望社、1932年、1,000部... 2019.05.03 断片記憶
断片記憶 表と裏 やまと尼寺精進日記を見ていたら、生け花の師匠が花に表と裏があると言って花の飾る向きを説明していた。日の当たる場所が表で反対側が裏である。花と葉を見て表と裏を見分けていた。樹木も北側と南側ある。自然はそう作られているが、人工物に囲まれているわ... 2019.05.01 断片記憶
断片記憶 『サイバネティクス』(2011)を買う 学会の定例研究会でNorbert WienerのCYBERNETICSを読むことになったという発表を聴いたので、本屋に行ったら、岩波書店で1961年の第2版を翻訳したものが文庫本になっていた。昨今の人工知能ブームのせいで機械学習が身近になっ... 2019.04.19 断片記憶
断片記憶 高足の芸 北野祭礼図絵巻を見ていると、棒に乗った男女が描かれている。田楽の名の由来となった高足(こうそく)については、春日大社の元権宮司の岡本彰夫氏が『ひととき』2018年12月号に「儀式の解読」を書いていたことを思い出した。高足の芸は難しいので春日... 2019.04.08 断片記憶
断片記憶 4月1日あるいはエイプリルフール 相変わらずココログの混乱は続いている。この失敗事例から我々は何を学ぶのだろうか。時は経つものである。その感じ方は年齢や体調によっても一定ではない。日々、少しの時間を捻出して読書やblog書きに充てている。もっとも、長時間の読書には耐えられな... 2019.04.01 断片記憶