断片記憶

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ドナルド・キーン氏逝く

ドナルド・キーン氏が2019年2月24日に亡くなられた。1922年の生まれで96歳だったという。氏の残してくれた本をどう読んでいったらよいのか。今はまだ何も分からない。ご冥福をお祈りするばかりである。
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ベルリンの壁の向こう側

ZERTIFIKAT Original Berliner Mauerstein 若者からベルリンの壁の土産をもらった。 ベルリンのレンガはドイツの歴史のピースである。 vom 13. August 1961 bis 9.November 1...
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「辞本涯」の語感

竹内信夫『空海入門 弘仁のモダニスト』ちくま学芸文庫、2016年 竹内信夫『空海入門 弘仁のモダニスト』(2016年)を読み返して、DVDを見始めてしまった。そもそも、空海が高野山を創建するときに冬の高野山を「山高雪深、人迹難通」と形容した...
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「渉覧山水」ということ

竹内信夫氏の『空海入門 弘仁のモダニスト』(ちくま学芸文庫、2016年)を読み返していて、冬の高野山が見たくなった。以前、暮れに行った時は、寒かったけど、雪は降らなかった。霊宝館が冬休みで閉まっていた。壇上伽藍のある盆地の西の端にある大門か...
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上田惇生氏逝く

上田惇生氏が2019年1月10日に亡くなられた。知人のFBを読んで初めて知った。ドラッカーは上田惇生訳で読んできたから、良くも悪くも影響は大きい。上田惇生氏編訳は評判が悪いのでほとんど処分してしまったが、『テクノロジストの条件』(2005年...
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梅原猛氏逝く

2019年1月12日に梅原猛氏が肺炎で亡くなられた。 『隠された十字架ー法隆寺論』(1972年)を読んだのが最初でした。修学旅行の前に高校の物理の先生が熱心に勧めてくれたのがきっかけでした。今まで読んだことのないような熱い語り口が印象的でし...
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停滞前線

正月気分も終わった。 加速するビジネスの世界に身を置いているので、中世の歴史を扱った一般書つまり「読み物」を読むことは精神の安定に寄与しているのだろうが、世間で流行っているビジネスに役立つ歴史という訳にはいかないのがニッチなところである。話...
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コンビニのおせち2

これからはコンビニのおせちを肴に酒を飲むのが正月の風景になるのか。以前はデパートか料理屋のおせちを食べるか、知り合いのところへお呼ばれしていただいていた。今年もお呼びがかかってお年賀を用意していたが、知り合いが東京へ出てくるというので断った...
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コンビニのおせち

コンビニのおせちで初春を味わう。器が大きければ素材を活かせることを知る。
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2019年元旦

明けましておめでとうございます。 近江名所図のカレンダーを見ながら、正月を迎えています。人は変化し続けるものです。変化を恐れない一年でありたいと思います。 鳥居が「上杉本洛中洛外図屏風」によく似ている。狩野派であることは間違いない。