「紫式部と藤原道長」

断片記憶

同志社女子大学主催 町家公開講座第22期

2016年7月16日(土)14:00〜16:00

「紫式部と藤原道長」朧谷寿(同志社女子大学名誉教授)

会場 京まちや平安宮

町家講座に通っていた頃が、楽しかったと思う。山中恵美子さんがセレクトするお菓子が楽しみだった。現在は、会場を貸しているだけで、同志社女子大学が主催の町家講座となっていると聞いている。

久しぶりに行きたいと思ったのは、朧谷寿先生の話だということもあり、このところ無沙汰しているので、挨拶に行こうかと思ったのだった。

朧谷寿著『藤原道長』(ミネルヴァ書房、2007年)の索引を見ると、紫式部関係が次のようであった。

人名索引

紫式部 37,73,145,178,185

事項索引

『源氏物語』73,145

『紫式部日記』178,180,184,186,187

『紫式部日記絵巻』185,186

索引を中心に調べてみた。

37はそのものずばりだった。

3節は「道長の妾妻にふれて」だった。このページに『源氏物語』も『紫式部日記』もあるが、索引にはない。しかし、51まで延々と考察が続く。余談として三品彰英先生が出てきたり、秋山虔先生の孫引用までしてしまう。結論としては妾ではないが、関係はあったとの見解だ。

本居宣長は『紫文要領』の作者系譜の事のなかで◯御堂殿の妾といふは妄説也と書いている。

これをどのように考えるのか聴いてみたいと思っている。

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