断片記憶

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歌の時間

永田和宏氏の「歌を読み込む力〜時間と歌〜」文化講演会2018年9月23日放送分を聴き逃しで聴いて、 朝起きて 死ぬ時間問う 歌人あり 心の底に 響く重さで
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RIP KIRIN KIKI

樹木希林さんが2018年9月15日に亡くなられた。8月13日に左大腿骨骨折の大怪我をして、16日のNHKの生番組で白沙村荘から五山送り火を見るはずが、電話出演になった。それが、見たというか聞いた最後になった。ご冥福をお祈りし
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鈴虫の音

いこいのおばちゃんが飼育していた鈴虫が、今年の夏の暑さでほとんど死んでしまったという。残った一匹が金属的な高い音を出すのを聴きながら晩酌していたのだった。 鈴虫の 鳴き声高し 土間の闇 独寝の 鳴き声高し 床の下 ひとりなく 虫の音高し 土...
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満天の星々の教え

満天の星空を見ている自分に気がついた。野道に段ボールを敷いて寝転がって天の川を眺めていた。夢から覚めた私は黒姫山山麓の地で過ごした時間を掛け替えのないものと考えていたことが分かった。もう、このブログもあらかた役割を終えたようだ。過去は取り戻...
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溜め込み症

ホーディング障害 物を溜め込むホーディング障害(Hoarding disorder)は、書籍にも当てはまるのだろうか。世の例をみると、靴だのレコードだの果てはゴミ屋敷だ。本の溜め込み症は正常な人との区別がつけにくいと考えるが、若者には区別が...
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今日読む本(その4)

好奇心はコントロールできるのか? 趣味と仕事の本を考察した。どうやら本はそれ以外にあるのだ。所謂人文系である。これはこの短い時間では答えがでないと思う。片付いたと言えるか分からないというのが正直なところだ。小説は段々と読まなくなった。歴史、...
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今日読む本(その3)

仕事の本は捨てられるか? 趣味の本についての考察をしたので、仕事の本についての考察を加えようと思う。この場合、仕事とは過去・現在・未来にわたるものであることに留意したい。人生は学校を出たあとは仕事をして過ごすことになる。職を転々とすることな...
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今日読む本(その2の2)

趣味のプロセスを考える 趣味の部類の本の現状が分かったところで、これらの本が今日読む本になる確率が低い理由を想像してみよう。 趣味だった本が読まれなくなった原因 ①熱中する時期が過ぎたこと ②代替的なものがあること 将棋を例にとると、将棋は...
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天狗岳へ

南木佳士さんが天狗岳のことを日経に書いていた。北八ヶ岳の中でも天狗岳の双耳峰は目立つのだ。秋と冬がすっきりしていて好きだ。白駒池から往復すると結構時間もかかるが、苔のある樹林帯を満喫するには良いかもしれない。秋ににゅうから見た東天狗岳の眺め...
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今日読む本(その2)

趣味の本は捨てられるか? 研究者でない以上、本は仕事か趣味の本である。学術論文集もあれば、シャンパンの泡の科学の本もある。履歴書に趣味を読書と書く人間なので、これといった趣味はないと本人は思っているが、周りからみれば趣味の人というのが、客観...