『レコードと暮らし』(2015)

断片記憶

田口史人『レコードと暮らし』(夏葉社、2015年)

夏葉社の最新刊を善行堂で手に入れたので読んでいる。高円寺「円盤」の店主の田口史人氏がレコードについて書いた冊子等をまとめたものだ。

ビールの時代は朝日ソノラマ(1959 〜79)のソノシートが象徴している。塩ビのレコードに比べ安価な素材であり、ニュースやパンフレットなど様々な使われ方をしていた。これらの写真を見ていると過ぎ去った時代をもう一度引き寄せてくれそうな気がする。家にポータブルプレイヤーと透明で赤いペナペナなソノシートがあった時代のことである。

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