断片記憶 推薦図書はないという態度 谷沢永一『いつ何を読むか』KKロングセラーズ、2006年偶に読みたくなるので、枕元近辺に侍ってもらっている。谷沢先生からは本の読み方を教わった。或る書物と自分との出会いは、私の身の上にだけ起こる事件である。と谷沢先生がどこかで書いたことがあ... 2016.06.17 断片記憶
断片記憶 須山公美子さんはおうまさん大好きだった。 『須山公美子のおうまさんかやってくる2 園田でカツ丼を食べよう!』Crab Apple Records、2009年何処で手に入れたかは分かっている。然し、いつだったかは定かでない。片付けしていたら、箱から出てきたものの一つだ。封も切らないと... 2016.06.15 断片記憶
断片記憶 貝原益軒の博学とは何か 貝原益軒の博学とは何か早稲田で行われた講義は貝原益軒の知がテーマであった。養生訓は次回(7月2日)になる。『先哲叢談』の貝原益軒は11条あると前に書いたが、太宰春台は貝原益軒を「博学洽聞、海内に比無し」と称説している。四字熟語辞典オンライン... 2016.06.14 断片記憶
断片記憶 『本を読む本』(1997) M.J. アドラー、C.V. ドーレン、外山滋比古、槇未知子訳『本を読む本』 講談社学術文庫、1997年、2016年第57刷分類【知】読書に関する技術書統一読むに値する良書を、知的かつ積極的に読むための規則を述べたもので、技術として習得すべ... 2016.06.04 断片記憶
断片記憶 「紫式部と藤原道長」 同志社女子大学主催 町家公開講座第22期2016年7月16日(土)14:00〜16:00「紫式部と藤原道長」朧谷寿(同志社女子大学名誉教授)会場 京まちや平安宮町家講座に通っていた頃が、楽しかったと思う。山中恵美子さんがセレクトするお菓子が... 2016.06.01 断片記憶
断片記憶 折々の歌 時を経て花の記憶はさらならで軒端の風に心騒がす大岡信の『折々のうた』が始まったのはいつだか忘れてしまった。wikiでも見れば載っているだろう。しかし、自分のwikiがあるわけでもないので、いつ出会ったのかは、正確には思い出せない。FBの載せ... 2016.05.19 断片記憶
断片記憶 読書の後に感想戦はいかが 瀧本哲史氏は『読書は格闘技』(集英社、2016年)のあとがきにかえて「読書は感想戦」を書いている。感想戦とは将棋などの対局後に対局者が一局を振り返り、手の良し悪し、敗因や局面の優劣などを評価し合うことをいう。TVの感想戦は短いが見れば少しは... 2016.05.18 断片記憶
断片記憶 研究不正と人工知能 黒木登志夫『研究不正 科学者の捏造、改竄、盗用』中公新書、2016年研究不正の古典的名著としてウイリアム・ブロード、ニコラス・ウェイド、牧野賢治訳『背信の科学者たち』(講談社、2014年)があげられていた。原作は1983年で翻訳が1988年... 2016.05.16 断片記憶
断片記憶 『つくられた縄文時代』(2015) 山田康弘『つくられた縄文時代 日本文化の原像を探る』(新潮選書、2015年)本書を手に取ったのは、帯が重版になったときだったが、手に取った本の下に何故か初版があったので、初版を購入することにした。帯がベタな宣伝文になっていて、出版界の事情を... 2016.05.11 断片記憶
断片記憶 「京都通」とは何か 「京都通」という言葉がいつから使われるようになったかは知らない。私にとって意味の分からない言葉の一つである。いわゆる京都人がコンテンポラリーな生活をしていれば、脳は当然、要らないことを省いてくれるので、挨拶も考えずにできるようになるし、微妙... 2016.05.09 断片記憶
断片記憶 『京都の極み』(2016) 船越英一郎『京都の極み』(マガジンハウス、2016年)BS日テレの「船越英一郎 京都の極み」(2015年10月11日から)をたまに見ることがある。本書は番組連動本である。テレビ番組のよいところは普段入れない奥にカメラが向けられることである。... 2016.05.07 断片記憶
断片記憶 金閣寺方丈杉戸絵 金閣寺方丈杉戸絵は石踊達哉氏と森田りえ子氏の作である。金閣寺で見てから、時間が経った。承天閣美術館で森田りえ子氏の展覧会がある。石踊達哉氏の展覧会を日本橋三越で見たが、杉戸絵は見るところができなかった。森田りえ子氏の杉戸絵が見られるのは楽し... 2016.04.27 断片記憶
断片記憶 読み終わった本 読んだ本を処分するのは難しい。記憶はあてにならない。原典がどうしても必要になることがある。資料として引用したくなるときに限って本が見つからないことが多い。しかし、利用できる状態にしておかなかったことが問題だった。読書のプロセスは読んで終わり... 2016.04.26 断片記憶
断片記憶 読んでいない本 どうしても処分しなければならないとしたら、読んでない本から手を付けるべきだと中村武生先生はつぶやいた。読んでない本の整理を考えてみた。①すぐ読みたい本か②読んだ方が良いと思っている本か③いつか読むかもしれない本か②と③は処分読みたくて買った... 2016.04.25 断片記憶
断片記憶 素振り1,000回ということ 宮本武蔵は『五輪書』で、「鍛錬」という言葉をつかった。「千日の稽古をもって鍛とし、万日の稽古をもって錬とす」といった。米長邦雄永世棋聖は3,000時間がその分野の基礎をつくるために必要な勉強時間だといった。将棋のプロになるためには1万時間は... 2016.04.24 断片記憶