東都手帖

東都手帖2020年01月【編集中】

2020年01月東都散歩のための私的な愉しみと記憶 新年である。生活が変わる年になる。 「日本・ハンガリー外交関係開設150周年記念 ブダペスト国立西洋美術館 & ハンガリー・ナショナル・ギャラリー所蔵 ブダペスト―ヨーロッパとハンガリーの...
読書時間

『論理トレーニング 101題』(2001)をしてみる

野矢茂樹『論理トレーニング 101題』産業図書株式会社、2001年、2014年第41刷 書誌情報 『論理トレーニング』(1997年)の続編である。教科書に対して問題集というわけである。教科書と違い独習にも配慮して解答が付いている。 メモをし...
断片記憶

RIP SHIRO SHIRAHATA

白籏史朗氏が亡くなられた。2019年11月30日と新聞に書いてあった。山岳写真を撮る人に知らない人がいないくらい有名だった。さて、私は何を気に入っていたのだろうか。雑誌によく載っていたと思うが、山と渓谷、岳人、そして岩と雪を処分していたので...
読書時間

『なぜ歴史を学ぶのか』(2019)

リン・ハント、長谷川貴彦訳『なぜ歴史を学ぶのか』岩波書店、2019年 日経新聞の書評(2019時11月30日)を見て、このテーマの今日的意義を確認するために購入した。E. H. カー、清水幾太郎訳『歴史とは何か』(1962年、2018年第8...
読書時間

『上海』(1942)

殿木圭一『上海』岩波新書、1942年、2019年第3刷 2019/11/27 東京堂書店 本書の原稿が書店へ渡されたのが1941年12月6日と後書きに書いてあった。米英に宣戦布告する2日前である。「中国の半封建的半植民地的地位からの脱却は、...
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『雛を包む』(2006)で書かれた京都

有吉玉青『雛を包む』平凡社、2006年 有吉玉青(たまお)氏のエッセイは母佐和子のことを綴ったものという印象があったが、これは茶席の話が多かった。私はお茶はやらないし、絵画や道具にも目が悪くなってから興味を持てなくなった。 それでもページを...
読書時間

『ヨーロッパ戦後史 上』(2008)その2

トニー・ジャット、森本醇訳『ヨーロッパ戦後史 上』みすず書房、2008年 書誌情報 POSTWAR A Hgstory of Europe Since 1945 by Tony Judt William Heinemann 2005 前に読...
読書時間

『古代朝鮮』(2004)

井上秀雄『古代朝鮮』講談社学術文庫、2004年、2012年第14刷 書誌情報 『古代朝鮮』NHKブックス172として1972年に刊行された。文庫化に当たり解説の鄭早苗大谷大学文学部教授(当時)が校訂した。著者ともに故人。 「歴史の研究目的は...
書籍目録

2019年11月購入図書

11月は霜月である。神無月の終わりからめっきり冷え込んできた。本はできるだけ見ないようにして、紙を整理していた。 (購入後記) 金子拓氏の本は久しぶりかも知れない。しかし、「信長を研究することすら半分腰が引けているのに、光秀なんてとんでもな...
書籍目録

2019年11月購入古書

霜月は紅葉が遅れていた。 (購入後記) 今月は古書を課題図書だけにした。 しかし、カテゴリが難しい。 【エッセイ】 日本戦歿学生手記編集委員会編『きけわだつみのこえ 日本戦歿学生の手記』東大協同組合出版部、1949年 器の紅葉に名残を感じる...