下定雅弘・松原朗編『杜甫全詩訳注1』講談社学術文庫、2016年
全4巻、流石に分厚い。
1,457首が年代順に編成してある。知っているつもりの「春望」(0248)が1巻にある。安史の乱の時の詩であった。盛唐の詩にある気宇は感慨においても現れる。何しろ「白髪三千丈」の李白と同時代を生きているのだ。二人は共に旅もしている。
杜甫は何故に詩聖なのか。この放浪の詩人は盛唐のムードの中にいることは間違いない。
下定雅弘・松原朗編『杜甫全詩訳注1』講談社学術文庫、2016年
全4巻、流石に分厚い。
1,457首が年代順に編成してある。知っているつもりの「春望」(0248)が1巻にある。安史の乱の時の詩であった。盛唐の詩にある気宇は感慨においても現れる。何しろ「白髪三千丈」の李白と同時代を生きているのだ。二人は共に旅もしている。
杜甫は何故に詩聖なのか。この放浪の詩人は盛唐のムードの中にいることは間違いない。
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