猪苗代駅から野口英世記念館へタクシーで7分とあったが、どうして、道路工事もあり2千円弱となった。磐梯山は雲に覆われていた。反対側の猪苗代湖が遠くに見えた。猪苗代湖へ向かい、磐越自動車道を潜り、国道49号を西に向かいしばらくして左手に野口英世記念館が見えてきた。帰りは千五百円ちょっとだった。
以前の時は生家と平屋の展示室しかなかったように覚えているが、立派な二階建ての記念館が付属していた。生家を雨雪から守る仕組みである。
決して小さくはない造りの藁葺きの生家である。英世の運命を決めた囲炉裏や上京するときに床柱に刻んだ決意文が残っている。
生家を見てから2階の展示室を見るのが順路である。やはり、母親のシカの手紙が心を打つ。寂しい遣る瀬無さが伝わってくる。
展示されている本の中にIsabel Rosanoff Plessetの『Noguchi and His Patrons』(1980)があった。日本語訳を持っていたはずだが、Evernoteがサーバと同期ができず、検索に失敗する。iPhoneで扱うのは限界かもしれない。ローカルにデータがないのは信用ならない。というわけで何もかもあやふやのままでいる。
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