落語は昔、飛切寄席をイイノホールで見てからは、こじんまりした映画館、町家でしか見なかったが、ここにきてホール落語を立て続けに体験することになった。王楽五番勝負であり、今回の好楽ちゃん祭りである。
よみうりホールは、協会の講演会で来るときはあるけど、落語などには向かないと思っていた。落語は表情や仕ぐさも芸のうちだから、大ホールでは伝えにくい。せいぜい大喜利などコントまがいのことをやって笑いをとるものだろうと考えていた。好楽師匠は大喜利でしか見たことがなかった。
ここまで書いてきて、色々と思い出した。桂塩鯛さんのKBSホールの落語も見たし、南座で襲名披露公演も楽しんだのだった。
さて、好楽ちゃん祭りである。三遊亭好楽師匠の芸歴50周年&古稀記念落語会(平成28年9月22日)だ。
席に座っていると、知合いの奥様が現れて、Nさんからの甘い物の差入だという。ありがたく頂き、お気遣いに感謝する。
好楽ちゃん祭り夜の部 演目
三遊亭王楽 モンキードライバー
立川志の輔 こぶ取り爺さん
春風亭小朝 妻の手紙
桂文枝 誕生日
中入
口上
春風亭昇太 人生が二度あれば
三遊亭好楽 優しい言葉
口上では、今回呼ばれていない笑点メンバーの祝電を司会の王楽さんが披露した(笑)。志の輔師匠から好楽一家の話題が出て、差入は好楽師匠の次女の店の鯛焼きであることが分かった。
20時30分に終演となり、浜町の店で食事をしていると、Nさんが打ち上げを終えてやってきた。話を聞いているうちに昼の部も一緒に見れたらよかったと思った。
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