神保町の大島書店が2019年1月26日で閉店になるという。八木書店に行ったときに覗いてみたが、小さな店の中と外が混み合っていた。棚の本が片付いてきたが、独逸は捌けが悪い。洋書はタトル商会が閉まってから、北澤か丸善で買ってきたが、考えてみると、この数年はネットショッピングになっていた。
米国ではkindleで読むのが当たり前の時代になったようだ。紙とkindleではkindleの方が安いし、置場に困らない。本もデジタル化すれば、所有というより利用する感覚である。月額料金で読み放題にシフトしていくだろう。そんな風潮にも関わらず、モノとしての本を買ってしまうのが、本屋街だと思う。kindleにならない本も多いし、本の質感が好きなので、足は東京堂書店へ向かったのだった。
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