古都を旅する

興福寺

週刊新潮の「とっておき私の奈良」直木賞作家の北村薫氏の4回目は「興福寺」でした。北村薫氏の父の日記を基にした『いとま申して2 慶應本科と折口信夫』(文藝春秋社、2014年)で、折口信夫に連れられて関西へ史学旅行に来た父、宮本演彦が興福寺を訪...
読書時間

『データ分析の力 因果関係に迫る思考法』(2017)

伊藤公一郎『データ分析の力 因果関係に迫る思考法』光文社新書、2017年第2刷因果関係と相関関係の違いを理解しないと、データ分析は役に立たない。データを集めて関係性を見つけたとしても相関関係を示すだけで因果関係は証明できない。本書は経済学者...
読書時間

『観応の擾乱』(2017)

亀田俊和『観応の擾乱 室町幕府を二つに裂いた足利尊氏・直義兄弟の戦い』著者の一般書を買うのも6冊目になった。ということは全てということ、あとは博論の専門書だが、これは私には難しいだろう。他に読みたい本が数珠繋ぎなのだ。著者は観応の擾乱を広義...
読書時間

『のんべえ春秋 5 どこでもビール号』(2017)

木村衣有子『のんべえ春秋 5 どこでもビール号』木村半次郎商店、2017年このシリーズも5冊になったか。甘夏書店で購入するのも変わらない。さて、今回は北海道・帯広で、ビールエンジニアの十河文英氏、千葉でガラス作家(再訪)そして福岡の大牟田の...
読書時間

『夏』(1978)

中村眞一郎『夏』新潮社、1978年玉ノ井カフェで甘夏の苦味が残るマーマレードをトッピングしたアイスクリームを食べながら付いていた辻邦生との対談を読む。シャッターを下ろして金藤みなみさんが絵を描いていたので、少し部屋の中が暗かった。辻邦生が中...
読書時間

『たった一人の山』(1958)

浦松佐美太郎の『たった一人の山』(文藝春秋新社、1958年)タイトルは知っていたが読んだことはなかった。たまたま甘夏書店さんで見つけて、甘夏さんの解説が良かったので手にした(笑)。箱が破けているけど、佐野繁次郎の装幀が素敵なので買うことにし...
断片記憶

蓑虫の装丁にまつわる話

大貫伸樹『装丁探索』(平凡社、2003年)大貫伸樹氏の『装丁探索』を読んでLE PETIT PARISIENでの「H氏と語る」に出かけた。この本は刊行本にオリジナルの版画と栞を付けた限定版(31/33)。玉ノ井カフェの甘夏書店の棚置にあった...
四都手帖

四都手帖2017年09月【編集中】

2017年9月の私的な愉しみと記憶長月の古都は残暑が続くという記憶しかない。最近は四都手帖私家版に手を入れることも疎かになっている。記憶はどんどん怪しくなっていく。実録も記憶違いとかあっては実録にならなくなる。しかし日記は正確を期しても難し...
読書時間

『月刊ビル 7号』(2017)

発行 BMC 『月刊ビル 7号』2017年ikkAさんの2階の甘夏書店で購入した『月刊ビル 7号』の特集は京都祇園 坂下ビル(1969年竣工)だった。石の船が浮かんでいるこのビルは四条通りの南側にあり、見るためには四条通の北側を八坂さんへ向...
断片記憶

駒千の思い出

先日、監督とお邪魔した御茶漬 駒千の駒千代姐さんがお亡くなりになりました。残念です。四代目みな子姐さんとお知り合いだったというので、監督にDVDを持ってきてもらい、お店のテレビにつなげて皆んなで見ました。まだまだ向島の話を聴きたかった。御冥...
読書時間

『万年筆 インク 紙』(2016)

向島に本屋が一軒できたようである。書肆スーベニアという。たまたま夜に伺って、片岡義男著『万年筆 インク 紙』(晶文社、2016年)を買った。片岡義男氏が「自分はひとりだ。文章を書く自分はなおさらひとりだ」(P152)と書いていた。そうすると...
旅の時間

『源信 地獄・極楽への扉』を観る

三輪から奈良まで揺られているうちに寝てしまった。日本酒アイスが効いたのか。車で奈良博へ。もともと、『源信 地獄・極楽への扉』を観るのが目的だった。『往生要集』を著した恵心僧都源信は慈恵大師良源の弟子だった。源信が『往生要集』で想像した地獄と...
古都を旅する

東大寺戒壇堂

週刊新潮の「とっておき私の奈良」直木賞作家の北村薫氏の3回目は「東大寺戒壇堂」でした。北村薫氏の父の日記を基にした『いとま申して2 慶應本科と折口信夫』(文藝春秋社、2014年)で、折口信夫に連れられて関西へ史学旅行に来た父、宮本演彦が若草...
旅の時間

大神神社に呼ばれた

大神神社からのお呼び出し相方が大神神社に呼ばれた気がするというので、大神神社に行くことになった。私は何回か参拝したことがあるが相方は初めてだという。そういう意味では夏の盛りは避けた方がよいのだろう。私が登拝に失敗したのはこの時期だった気がす...
断片記憶

ブログの終り

立秋過ぎて、夏も旧暦の上では終わった。秋の季語の出番である。もっとも、八朔や葉月に七夕はすでに出ているが、残暑もこの時季からだ。普段はTwitterやFacebookをみてブログは忘れた頃に読むことをしている。生活のパターンなのか、忘れやす...
読書時間

『9プリンシプルズ』(2017)

伊藤穰一、ジェフ・ハウ、山形浩生訳『9プリンシプルズ 加速する未来で勝ち残るために』早川書房、2017年再版Joi Ito & Jeff Howe, Whiplash: How to Survive Our Faster Future (G...
旅の時間

花山天文台への道

To the Kazan Observatory Kyoto University京都大学 花山天文台は1929年に日本で二番目に造られた大学天文台だ。直径9メートルのドームの三階に当初は口径30センチ、現在は45センチの屈折式望遠鏡が設置...
断片記憶

Quatre Rêves

Quatre Rêves(キャトルレーブ)は宝塚歌劇団系のアイテム・グッズを販売するショップの名前だ。Quatre Rêvesとはフランス語で「4つの夢」という意味だ。しかし、ビニールバッグにはFleur・Lune・Neige・Étoile...
ひととき

94 「山の端の夏」千宗室

ひととき 2017年8月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「山の端の夏」というタイトルでした。山端へのサイクリングの思い出の話でした。家元が東へ向かうため自転車で賀茂街道を遡り東進して北白川通に突き当たり、北に向かい三...
古都を旅する

若草山

週刊新潮の「とっておき私の奈良」直木賞作家の北村薫氏の2回目は「若草山」でした。北村薫氏の父の日記を基にした『いとま申して2 慶應本科と折口信夫』(文藝春秋社、2014年)で、折口信夫に連れられて関西へ史学旅行に来た父、宮本演彦が書いた若草...