97「羊羹には渋茶」千宗室

ひととき

ひととき 2017年11月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「羊羹には渋茶」というタイトルでした。家元は「どちらかというと粒餡は苦手である」。「玄米茶党である」が、「羊羹には渋茶が合っている。うんと渋くてもかまわない」という。茶の家元だけにくつろいだ時はそういうものかもしれない。

「湯飲みは空いたのに指先には温もりが残っている」というのを読んで、もらった羊羹を食べてしまっていた私は煎茶で煎餅をいただくことにした。もうこのまま冬になりそうなくらい冷たい雨の日が続いていたが、台風が去るとともに晴れ間が戻ってきた。

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