断片記憶

祝永世七冠達成!

羽生善治棋聖が竜王位を奪取して、将棋界初の永世七冠を達成しました。まずは目出度い。タイトル獲得数も99となりました。最初の竜王位からずっと見てきた。歳を重ねたわけだなあ。今期の竜王戦は羽生善治棋聖の充実ぶりがすごい。渡辺竜王も一勝を返すのが...
読書時間

『いっとかなあかん神戸』(2017)

江弘毅『いっとかなあかん神戸』140B、2017年『いっとかなあかん店 大阪』との違いが店という点ではなく神戸はエリア又はストリートだという。確かに三宮を歩くとトアロードや北野坂といった雰囲気の違ったエリアやストリートに出会うことができる。...
旅の時間

吉例顔見世興行 2017

吉例顔見世興行という京の年中行事の時季となった。師走の京都は久し振りに寒い京都の顔を感じさせてくれた。鍋を囲んで温まって、いざ祇園へ向かった。女将さんがいなかったが、中居さんが「とちり」の席といってチケットを渡してくれた。南座と違いロームシ...
断片記憶

師走雑感

師走になった。流石に本を片付けてから半年経つと散らかり始まる。エントロピーは増大するわけだ。油画など意外に場所をとるものも買ってしまったので、少し反省している。引き出しに入っていたコースターはLe Petit Parisienで使ってもらえ...
ひととき

98「土管の猫、箱の中の犬」千宗室

ひととき 2017年12月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「土管の猫、箱の中の犬」というタイトルでした。家元が半世紀以上前の話を思い出したようです。仔猫は土管の中から救い出せなかったけど、箱の中の仔犬は飼うことができ...
古都を旅する

松原橋

週刊新潮の「とっておき私の京都」作家の梓澤 要氏の2回目は「松原橋」でした。空也上人の万燈会(まんどうえ)が行われたという鴨川の河原に立つ梓澤要(あずさわかなめ)氏の足元に昔は髑髏が転がっていたと想像すると六波羅の性格が見えてきます。プラス...
書籍目録

2017年11月購入図書

2017年11月購入図書霜月は本が恋しくなる月だ。しかし、いざ本を手にしても読む気力が湧いてこないのはどうしたことか。買った時にあったかもしれない読みたいという気持ちはどこに行ったのか。(購入後記)数多の作品の誘惑を断って選んだ本は『斎宮』...
書籍目録

2017年11月購入古書

2017年11月購入古書手元に残す本を選ぶというのは悲しいけれど、新たに知を得ようとすれば場所を譲らなければいけない。人生に許される時間は無限にはない。今年を振り返っても1年に100冊を読み、残りは調べ事に使うことで時間は経ってしまった。自...
読書時間

『兼好法師』(2017)

小川剛生『兼好法師 徒然草に記されなかった真実』中公新書、2017年兼好法師著、小川剛生訳注『新版 徒然草 現代語訳付き』(角川ソフィア文庫、2017年)を読んだ時、兼好法師の出自や経歴について、従来言われてきたことは吉田兼倶による捏造であ...
断片記憶

運慶展は観ないで終わる

末法の世に生まれたのが運慶である。みうらじゅん氏が運慶のデビュー作の大日如来座像に康慶実弟子運慶という銘と花押を入れているのを仏師というより彫刻家ではないかと言う。末法は仏法が衰え、修行して悟るもののいない時代である。円成寺の大日如来坐像や...
断片記憶

「山口椿 ざわざわの宴」

論語塾の後、子安宣邦先生を囲んで食事をしながらダラダラと話をしてお開きになってから、炙りものにする燻製を探したが、いいのがないのでアーモンドを買って向島へ向った。昨夜に引き続き山口椿氏を囲んで飲む会の第二弾「山口椿 ざわざわの宴」が仕立直や...
断片記憶

「倒錯的正論? avec 山口椿」

夕方、ぜんやさんで山芋のとろろと大根をうどんの出しで炊いたものをあてに山形の酒を飲んでから、Le Petit Parisienのイベント「倒錯的正論? avec 山口椿」に行った。オーナーの石川順一氏が京都在住の山口椿氏をお招きして共に語る...
読書時間

『夢の華』(1998)

山田修司『夢の華』毎日コミュニケーションズ、1998年第2刷山田修司詰将棋作品集である。第100番のタイトルを「夢の華」としている。故二上達也九段が「序にかえて」を書いていて、「暗示的」と評していた。第100番はタイトルだけの未完の譜だった...
古都を旅する

六波羅蜜寺

週刊新潮の「とっておき私の京都」作家の梓澤 要氏の1回目は「六波羅蜜寺」でした。六波羅蜜寺は何度も行ったのですが、このところご無沙汰しているかもしれません。暮れの空也踊躍念仏がこれからのおススメの行事です。隠れ念仏踊りをみて、皆でモーダナン...
読書時間

『見仏記』(1993)

いとうせいこう、みうらじゅん『見仏記』中央公論社、1993年、1994年第5刷私は勘違いしていた。二人の名前があるのでテッキリ二人で分担して書いているものだと思っていた。確かに分担していたけれど、文章はいとうせいこう氏が、絵はみうらじゅん氏...
読書時間

『驢鞍橋』(1948)

鈴木正三著、鈴木大拙校訂『驢鞍橋』岩波文庫、1948年、1977年第2刷『驢鞍橋(ろあんきょう)』は山本七平の『勤勉の哲学』で知った曹洞宗の禅僧鈴木正三(1579-1655)の言行録だ。凡例によると、萬治三年(1660)に刊行され、寛文九年...
書籍目録

2017年11月書籍往来

2017年11月書籍往来本を思いつきで買うより、事務所にある埃を被った本のカバーを剥がして読むことが増えてきた。よって購入図書では過去に買った本を載せられないので(2014年9月よりカテゴリー「書籍目録」を始めた都合上)、タイトルを「書籍往...
読書時間

『出羽三山 山岳信仰の歴史を歩く』(2017)

岩鼻道明『出羽三山 山岳信仰の歴史を歩く』岩波新書、2017年1.知らなかった出羽三山出羽三山は知っているようで知らない。まだ、訪れたことがないこともある。松尾芭蕉の『奥の細道』と森敦の『月山』くらいしか読んだことがなく、あとは山岳宗教関係...
読書時間

『近代史における国家理性の理念』国家を見極める思想

『近代史における国家理性の理念』国家を見極める思想谷沢永一、渡部昇一、山崎正和、林健太郎、高坂正堯、山本七平『古典の愉しみ』PHP研究所、1983年林健太郎とは誰か『古典の愉しみ』の林健太郎の「『近代史における国家理性の理念』国家を見極める...
古都を旅する

石村亭

週刊新潮の「とっておき私の京都」直木賞作家の中島京子氏の4回目は「石村亭」でした。谷崎潤一郎がかつて住んだ下鴨の石村亭(せきそんてい)は日新電機の迎賓館となっています。中島京子氏は谷崎文学に私淑しているだけにお庭を楽しんでいる写真になりまし...