2017年11月購入図書
霜月は本が恋しくなる月だ。しかし、いざ本を手にしても読む気力が湧いてこないのはどうしたことか。買った時にあったかもしれない読みたいという気持ちはどこに行ったのか。
(購入後記)
数多の作品の誘惑を断って選んだ本は『斎宮』であった。斎王は建武期に終焉を迎えた古代の制度である。何故に始まり、何故に必要とされなくなったのか?
出羽三山の信仰の深さを知りたいと思う。
徒然草を読むには兼好の生涯と作品との関係に留意しなければならない。
【歴史】
岩鼻道明『出羽三山 山岳信仰の歴史を歩く』岩波新書、2017年
榎村寛之『斎宮ー伊勢斎王たちの生きた古代史』中公新書、2017年
小川剛生『兼好法師 徒然草に記されなかった真実』中公新書、2017年
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