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『中村武生とあるく洛中洛外』(2010)

中村武生監修、京都新聞社編『中村武生とあるく洛中洛外』京都新聞出版センター、2010年 本書は河内将芳氏が『歴史の旅 戦国時代の京都を歩く』(2014年)のあとがきで「江戸時代以降の京都についても関心をおもちの方は(省略)ぜひお読みいただけ...
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『歴史の旅 戦国時代の京都を歩く』(2014)その4

河内将芳『歴史の旅 戦国時代の京都を歩く』吉川弘文館、2014年 鴨川を渡る 洛外は一本の線でつないで行けるような歩きかたをすることはむずかしいという。洛中は通りが碁盤の目のようになっているので一筆書きができたが、洛外は広いし見所は離れてい...
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『歴史の旅 戦国時代の京都を歩く』(2014)その3

河内将芳『歴史の旅 戦国時代の京都を歩く』吉川弘文館、2014年 総構に囲まれた下京を歩く 戦国時代の下京の総構えに沿って歩くコースが紹介されている。 饅頭屋町から出発して、反時計回りに下京を歩いて六角堂へ。このあたりは祇園祭りでよく歩いた...
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『歴史の旅 戦国時代の京都を歩く』(2014)その2

河内将芳『歴史の旅 戦国時代の京都を歩く』吉川弘文館、2014年 総構に囲まれた上京を歩く 戦国時代の上京の総構えに沿って歩くコースがあげられている。 河内将芳氏は学者なので甘味に興味がないのかもしれないが、このコースでは上御霊神社門前の水...
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『特別展 京を描く ー洛中洛外図の時代ー』(2015)

『特別展 京を描く ー洛中洛外図の時代ー』京都文化博物館、2015年 河内将芳氏の『戦国時代の京都を歩く』(2014年)に刺激されたので、洛中洛外図のもう少し大きなものが見たかったので、京都文化博物館の図録が出てきたので、とりあえずは良しと...
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『歴史の旅 戦国時代の京都を歩く』(2014)

河内将芳『歴史の旅 戦国時代の京都を歩く』吉川弘文館、2014年 本書は『上杉本洛中洛外図屏風』で描かれた戦国時代の洛中を上京と下京に、洛外を鴨川と北野に分けて史料をもとに辿ってみようという試みである。 『上杉本洛中洛外図屏風』の制作年代は...
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『深層文化論序説』(1976)

上山春平『深層文化論序説』講談社学術文庫、1976年 三つの論文からなる。 1 深層文化論序説 2 人間学の位置 3 縄文の石笛 上山春平が深層文化としての縄文文化への関心について『照葉樹林文化』(1969年)の序説に略述したと書いていたの...
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縄文ZINE 09 2018 WINTER

縄文ZINE 09 2018 WINTER 甘夏書店さんでフリーペーパーをもらう。特集、勝坂46に目が止まった。 勝坂式土器のユニークさでは、火焔土器に負けていない。スター・ウォーズを使った比喩は一読に値する。 勝坂式土器についてはどこかで...
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『信貴山縁起繪巻』(1957)

藤田經世、秋山光和『信貴山縁起繪巻』東京大学出版会、1957年、2011年第2版第2刷 先頃、エルンスト・ハルニッシュフェガー、松本夏樹訳『バロックの神秘 タイナッハの教示画の世界像』(工作舎、1993年)について松本夏樹氏の話を聴いたとい...
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『日蓮宗と戦国京都』(2013)

河内将芳『日蓮宗と戦国京都』淡交社、2013年 河内将芳氏はどのような視点で『日蓮宗と戦国京都』を書いたのだろうか。今谷明氏の『天文法華一揆〜武装する町衆』(洋泉社MC新書、2009年)を読んでいるので山門と法華宗の対立を描く以上のことが期...