断片記憶

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宵の口

コオロギの人に知られず熟しけり
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暑中見舞い

こう暑い日が続くと冷たいものが欲しくなる。 HINO BREWINGの2019年新作のBAKA LAGERと定番のYAREYARE ALEで元気になろう! #滋賀 #三十三間堂 #団扇
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吉田健一の書

高橋真名子氏が「父の書斎」を岩波書店の『図書』(2019年7月号)に書いていた。故高橋英夫の書斎に「梅一枝已催春」と書かれた吉田健一の書が掛かっていたが、直筆でなく工芸版だという。ヤフオクでみたら、色紙が出ていた。思うに余りありがたがるよう...
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Teishinkoki をパラパラしている

Joan R. Piggot , Yoshida Sanae, Teishinkoki : The Year 939 in the Journal of Regent Fujiwara no Tadahira, 2010. CORNELL ...
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我慢できない

綜合文藝同人 右左見 第四号 令和元年 春夏号 特集は「我慢できない」でした。 どうやら、我々は農耕社会で我慢することを覚えることになったようだ。しかし、我慢が我々の精神を崩壊させるまでになった今、我慢しなければならないようなものは本当にあ...
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図録とは何か

図録が今の形になったのはいつなのだろうか。展覧会の主催者の挨拶があり、展示の目的が語られて、学芸員か専門家による最近の研究成果の紹介があり、出展目録がついて、気の利いた図録なら、英語での説明も付いてくる。 広辞苑無料検索で「図録」を引くと、...
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撤退戦を戦う

撤退戦ということで、昨日の話の続きと思われた方には済まないが、テーマからして本の内容ではなく本の片付けの話である。 梅雨空にモチベーションの上がらない日々が続く。本を整理することは、その分野から撤退することを意味する。また、時期をみて巻き返...
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本を読まずに過ごす休日

本を手にしない一日を過ごした。病院で本が読めない時間を経験したことを思い出す。その時はラジオとCDのお世話になった。そのCDプレーヤーも本の片付けで出てきた。危険物の日に処分することになる。 活字中毒と昔は言ったが、今の人はSNS中毒だろう...
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捨一切合切

ノートを捨てようと思ってパラパラとめくると、俳句らしきものが書いてあった。これをメモして、ノートは捨ててしまう。いずれ電脳の彼方へ消えてゆくのであろうが。 君しるや 揺れて待つ身の 釣忍      千河
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雑務

アンソロジーなど、力がないとできないのであって、仕事で疲れを引きずった頭では西行の歌も響いてこない。好きではなかったのかもしれないと思うと続かない。50首ずつ読むのも3日ボーズであった。