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『倭人伝を読みなおす』(2010)

森浩一『倭人伝を読みなおす』ちくま新書、2010年『倭人伝を読みなおす』(2010)を読みなおす。付箋を貼る場所は前回と違っていた。前回は著者が主張したいところだろうと思うところに貼っていた。今回は、全体が分かっているので、私が感心したとこ...
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『壬申の乱』(2007)

倉本一宏『壬申の乱 戦争の日本史2』吉川弘文館、2007年上田正昭著『藤原不比等』を読んでいると不比等と鸕野皇后の関係を考える前に『壬申の乱』は読まざるを得ないと思った。鵜野皇女(持統天皇)の果たした役割が気になったからである。壬申の乱の経...
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『京都異界紀行』(2019)

西川照子『京都異界紀行』講談社現代新書、2019年もう、京都本は買わないと書いてから、どれだけ買ったことだろう。今度も、本屋に平積みしてあったので、買ってしまった。西川照子氏の文章を読むのは久しぶりだ。『幻の、京都』(光村推古院、2014年...
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『部分と全体』(1974)その2

W. ハイゼンベルク、湯川秀樹序・山崎和夫訳『部分と全体 私の生涯の偉大な出会いと対話』みすず書房、1974年、2002年新装版第4刷第2章 物理学研究への決定(1920年)ハイゼンベルクはミュンヘン大学で数学を勉強することに決めて、数学の...
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『部分と全体 私の生涯の偉大な出会いと対話』(1974)

W. ハイゼンベルク、湯川秀樹序・山崎和夫訳『部分と全体 私の生涯の偉大な出会いと対話』みすず書房、1974年、2002年新装版第4刷何かの縁で買ってから玄関にずっと置いてあったのを手に取る。もっと早く手に取るべきだったか。まるでプラトンの...
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『藤原不比等』(1986)

上田正昭『藤原不比等』朝日選書、1986年書誌情報1978年に朝日評伝選として刊行したときのあとがきの日付は1976年1月10日である。朝日選書とするに当たり若干の誤植補訂をしたと書いてあるあとがきは1986年10月である。藤原不比等は史料...
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『東京の昔』(1976)

吉田健一『東京の昔』中公文庫、1976年解説で入江隆則氏が「さて、「東京の昔」という作品は、冒頭の第一行目に書かれている通り、主人公が「本郷信楽町に住んでいた頃の話」で、内容から考えるとたぶん昭和の初期から昭和十年代の前半ぐらいの時期を思い...
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『覇王 信長の海 琵琶湖』(2019)

中井均,太田浩司・松下浩・東幸代『覇王 信長の海 琵琶湖』洋泉社歴史新書、2019年通勤読書で読み終える。10頁でヘタれることもあり、なかなか読み進まなかった。本書は琵琶湖を掌握した信長の話が中心で、安土城についての理解が深まった。信長が元...
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『第2言語習得のメカニズム』(2003)

ロッド・エリス、牧野髙吉訳『第2言語習得のメカニズム』ちくま学芸文庫、2003年書誌情報Rod Ellis, Second Language Acquisition , Oxford University Press, 1997. をちくま...
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『五木寛之の金沢散歩』(2015)

五木寛之『五木寛之の金沢散歩』講談社、2015年五木寛之氏が金沢に住んでいた若い頃のことや、その後に訪れた日々のことが綴られている。彼が編集や制作の仕事をやめて、金沢へ移り、小説家として再生していくところがいい。昔だけでなく、近頃のことも書...