187「火鉢のある風景」千宗室

ひととき
2025年5月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「火鉢のある風景」というタイトルでした。若い頃、大人の引率がなければお茶屋には上がれなかったといいます。お茶屋で兄弟が大人達の話題に取り残されると、大女将が部屋の長火鉢でおかきや煮干しを炙りながら昔話をしてくれたそうです。火鉢のある家などなくなりましたから、火鉢との距離感を知っている役者さんも居なくなったのでしょうね。

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