読書時間 『『パサージュ論』熟読玩味』(1996) 鹿島茂『『パサージュ論』熟読玩味』青土社、1996年第2刷読書する時間が少なくなったと感じるこの頃、鹿島茂氏の『『パサージュ論』熟読玩味』(青土社、1996年)を読む意味についてまず書いておかねばなるまい。鹿島茂氏が「まえがき」で『パサージ... 2020.10.14 読書時間
読書時間 『明智光秀と近江・丹波』(2019) 福島克彦『明智光秀と近江・丹波 分国支配から「本能寺の変」へ』淡海文庫63、サンライズ出版、2019年第2刷「近江」という字と「淡海」の字で「シガモノ」と認め「ここ滋賀」で購入した。寝る前に読む本だ。第一章 美濃・越前・京第二章 光秀の近江... 2020.10.11 読書時間
読書時間 『藤原行成』(1994年) 黒板伸夫『藤原行成』吉川弘文館、1994年、2011年第2刷いつだったか、倉本一宏『藤原行成「権記」全現代語訳(上) 』(講談社学術文庫、2011年)を読んでいたら、藤原行成を知るには黒板伸夫『藤原行成』(吉川弘文館、1994年)を読むとよ... 2020.10.07 読書時間
読書時間 『美味しいコーヒーって何だ?』(2013) オオヤミノル『美味しいコーヒーって何だ?』マガジンハウス本書は焙煎家のオオヤミノル氏と編集者の岡本仁氏のインタビューでオオヤミノル氏を紹介した後、オオヤミノル氏と井ノ上達也氏、堀内隆志氏及び大坊勝次氏との対談が続く。横山聡『京都・六曜社三代... 2020.10.06 読書時間
読書時間 『京都・六曜社三代記 喫茶の一族』(2020) 横山聡『京都・六曜社三代記 喫茶の一族』京阪神エルマガジン、2020年京都本はもう買わないと書いていたにもかかわらず、萩尾望都氏の『ポーの一族』のようなタイトルの印象に惹かれて、手にしてしまった。京都は三条河原町にある六曜社という喫茶店の話... 2020.10.05 読書時間
読書時間 『「維新」的近代の幻想』(2020) 子安宣邦『「維新」的近代の幻想』作品社、2020年書誌情報2018年4月から2020年2月までの大阪と東京での市民講座の内容を本にしたもの。全16章からなる。第15章までは市民講座で、第16章は北京大学での講演である。これもすでに6月の市民... 2020.10.04 読書時間
読書時間 『前方後円墳の時代』(2020)その2 近藤義郎『前方後円墳の時代』岩波文庫、2020年第一章 弥生農耕の成立と性格稲作がどのように始まったかは、考古学の分野である。本書は弥生農耕の生産手段の話から始まる。弥生初期の稲作が生産性の低い自然の湿潤低地を耕地といて利用したものであった... 2020.10.03 読書時間
読書時間 『前方後円墳の時代』(2020) 近藤義郎『前方後円墳の時代』岩波文庫、2020年書誌情報本書は生前に近藤義郎が『前方後円墳の時代』(日本歴史叢書、岩波書店、1983年)の増補改訂版を念頭に書き込みした初版本を底本にして文庫本にしたという。その辺りの経緯は「文庫版編集にあた... 2020.10.02 読書時間
読書時間 『古代大和朝廷』(1995) 宮崎市定『古代大和朝廷』ちくま学芸文庫、1995年、2010年第3刷タイトルからして、東洋史の専門家がなんで日本の大和朝廷のことを書くのか不思議だった。しかし、序を読めばそれは不明なことだと分かる。「日本の学界では、東洋史と日本史との分業が... 2020.10.01 読書時間
読書時間 "The Theory of Moral Sentiments"のIntroductionを読む Adam Smith "The Theory of Moral Sentiments" PENGUIN BOOKS, 2009 kindle版アダム・スミスの『道徳感情論』の第6版(1790年)に、ノーベル経済学賞のAMARTYA SENの... 2020.09.27 読書時間
読書時間 " A JOURNAL OF THE PLAGUE YEAR"を読む DANIEL DEFOE "A JOURNAL OF THE PLAGUE YEAR" PENGUIN BOOKS, 2003 kindle版Introductionを読んでいて「shut up in your house with wat... 2020.09.26 読書時間
読書時間 『シンボルの哲学 理性,祭礼,芸術のシンボル試論』(2020) S.K.ランガー、塚本明子訳『シンボルの哲学 理性,祭礼,芸術のシンボル試論』岩波文庫、2020年Susanne Knauth Langer "Philosophy in a New Key " Harvard University Pre... 2020.09.19 読書時間
読書時間 『思想史家が読む論語』(2010)読み直し 子安宣邦『思想史家が読む論語』岩波書店、2010年第2刷ちょっと参照するために読み出したのだが、面白いので読んでいる。別に読み通すつもりはないので、疲れたらやめる。『論語』は色々と読んできたが、しっくりしない。本書は朱子、伊藤仁斎、荻生徂徠... 2020.09.18 読書時間
読書時間 『ローマの賢者セネカの知恵』(2003)その3 谷沢永一『ローマの賢者セネカの知恵』講談社、2003年セネカの警句を挙げる。「人々が争奪を繰り返している間は、また相互に平穏を破り合っている間は、また、代わる代わる不幸にし合っている間は、人生には何の実りもなく、楽しみもなく、心の進歩しても... 2020.09.17 読書時間
読書時間 『ローマの賢者セネカの知恵』(2003)その2 谷沢永一『ローマの賢者セネカの知恵』講談社、2003年好奇心が大切なことは分かる。しかし、好奇心に任せて手を広げすぎても仕方がない。自分が飽きない分野は何かを考えることになる。研究には方法が必要だ。小松英雄氏の本を久々に取り出して考えさせら... 2020.09.16 読書時間