Goinkyodo

東都手帖

東都手帖2019年05月【編集中】

2019年05月東都散歩のための私的な愉しみと記憶連休の予定は立たないが、展覧会の日程が公開されると嬉しくなる。皐月の東都を歩く楽しみは卯月に続き仏像と仏画にある。特別展「国宝 東寺ー空海と仏像曼荼羅 東京国立博物館 2019年3月26日(...
四都手帖

四都手帖2019年05月【編集中】

2019年05月の私的な愉しみと記憶五月は皐月という。サツキの花を見ると、詩仙堂を思い出す。一斉に咲かないので満開ということはない。四月の古都の混みようには呆れたので、連休などはもってのほかの考慮外になっている。【古都】鴨川をどり 先斗町歌...
断片記憶

高足の芸

北野祭礼図絵巻を見ていると、棒に乗った男女が描かれている。田楽の名の由来となった高足(こうそく)については、春日大社の元権宮司の岡本彰夫氏が『ひととき』2018年12月号に「儀式の解読」を書いていたことを思い出した。高足の芸は難しいので春日...
旅の時間

都をどり2019を観る

都をどり2019都をどりを見ないと春が物足りない。そんな春を過ごしてきたが、今年は、贔屓の芸妓さんがいなくなって寂しくなった。南座で開催されたので、春秋座に比べて便利になったけど、お茶席がなくなったのは帳消しだ。近くで芸妓さんの点前が見られ...
読書時間

『日本の深層文化』(2009)その2

『日本の深層文化』(2009)その2森浩一『日本の深層文化』ちくま新書、2009件第2章 野の役割を見直す森浩一先生が『京都の歴史を足元からさぐる』(学生社)を書いていらした時期の本だけに、ネタが重なるようにも覚える。京の七野は北野、紫野、...
読書時間

『日本の深層文化』(2009)

読書時間

『和辻哲郎』(2009)

熊野純彦『和辻哲郎』岩波新書、2009年何度も目にした森有正の文章から始まっている。「ひとつの生涯の本質的なありようは、その生命の稚いない日々のうちで、すでにあますところなくとあらわれているものなのではないだろうか」(『バビロンの流れのほと...
読書時間

『「砂漠の狐」ロンメル』(2019)

大木毅『「砂漠の」ロンメル』角川新書、2019年あとがきで大木毅氏が呉座勇一氏の『陰謀の日本中世史』(角川新書、2018年)を取り上げていた。最近は読まなくなったが、ミリタリー本の中にはいい加減な本もあって、呉座勇一氏が提示した原理は陰謀論...
散歩時間

CASANOVAを観る。

花組東京公演のCASANOVAを堪能しました。またしても取れないチケットを無理矢理工面させて見たのでした。曲は何か聴いたことがあるような気がしましたが、月組公演『アーサー王伝説』ドーヴ・アチア氏の作曲でした。自分の耳を改めて信用しましたよ。...
断片記憶

4月1日あるいはエイプリルフール

相変わらずココログの混乱は続いている。この失敗事例から我々は何を学ぶのだろうか。時は経つものである。その感じ方は年齢や体調によっても一定ではない。日々、少しの時間を捻出して読書やblog書きに充てている。もっとも、長時間の読書には耐えられな...
書籍目録

2019年3月購入図書

2019年3月購入図書弥生も末のと書いてきて、すでに書いていたことを思い出した。1Qの読書生活は、年々の体力の衰えにより寂しくなった。本の選択も50代とは違う。今の自分に合った本を読む。その時間を確保するために、自分の時間を奪われないように...
書籍目録

2019年3月購入古書

2019年3月購入古書弥生も最初の五日、神保町を歩いていた。時間が空くとこの町を歩きたくなる。(購入後記)どうも課題図書というものに弱い。子安先生が面白そうに勧めるから、ついポチしてしまう。中野好夫の文章力はとてつもない。研究会から帰ってき...
読書時間

『翻訳仏文法 上下』(2003)

鷲見洋一『翻訳仏文法 上下』ちくま学芸文庫、2003年上巻は鷲見洋一(すみよういち)氏が1980年から『翻訳の世界』に連載したものを元に1985年にバベル出版から出したものを、21世紀になってちくま学芸文庫にした。なお、下巻は1987年に同...
書籍目録

書籍往来2019年3月

書籍往来2019年3月原文と翻訳を対照しても、それだけでは理解することは難しい。何故、そう訳したのか、理解するためには、マニュアルがあると良い。安西徹雄『英文翻訳術』(ちくま学芸文庫、1995年)を読んだら、『翻訳仏文法』も読みたくなる。【...
読書時間

『考える英文法』(2019)

吉川美夫『考える英文法』ちくま学芸文庫、2019年このところ英語の参考書を読んでいる。高校の時のGrammarの教科書がしょぼかった記憶があり、英文法は苦手だった。予備校の先生に習ったとき、英語の力は今がピークだと言われた。構文解析力はその...