194「山あいのすき焼き」千宗室

ひととき
『ひととき』2025年12月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「山あいの好き焼き」というタイトルでした。家元が寺町のすき焼きの老舗Mについて、面白い見方をしていました。
「中に入れば案内される廊下の照明が生み出す影はあの角この角で濃淡が異なり、その謂く因縁がありそうな雰囲気もご馳走なのだ」。
我々はそんな老舗の風情を楽しむことはできませんが、同じ寺町のすき焼き キムラで関西風に醤油と砂糖ですき焼きを食べた記憶があります。
脂が苦手という家元が奈良で榛原牛を気に入ってしまい、和三盆で榛原牛のすき焼きをするといいます。仕事柄、和三盆が手に入りやすいのを自慢してました。どんな味になるのか気になります。
注)Mは三嶋亭本店。
奈良で榛原牛を食べたのはどこでしょうか。うし源 本店あたりかな。

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