Goinkyodo

視聴時間

『シャーロック・ホームズ』を観る

宝塚宙組東京公演『シャーロック・ホームズ-The Game Is Afoot!-』『Délicieux(デリシュー)!-甘美なる巴里-』2021年8月21日(土)〜9月26日(日)宙組の東京公演を観た。9月に入ってぐつついた天気の続く東京で...
断片記憶

森有正を読むということ

森本あんり氏が日本経済新聞の半歩遅れの読書術に「森有正を読むということ」を書いていた。大学生の時にキャンパスで森有正を見かけたが、その年(1976)の秋にはパリで逝ってしまったという。森有正と話したことはないそうだ。森有正について書かれた本...
読書時間

「『吾妻鏡』の文脈における宝治合戦記事」を読む

藪本勝治「『吾妻鏡』の文脈における宝治合戦記事」『國語國文』第90巻第7号22-40野口実氏が史料として『吾妻鏡』を利用する前に必読の論文たちとして藪本勝治(やぶもとかつはる)氏の論文を挙げていたので(注1)、最新の論文を取り寄せて読むこと...
読書時間

『刀伊の入寇』(2021)

関幸彦『刀伊の入寇 平安時代、最大の対外危機』中公新書、2021年「刀伊の入寇」は寛仁3年(1019)に起こった。藤原道長の時代の話である。刀伊(とい)は女真族に対する高麗の人々の呼称である。「刀伊の入寇」の入寇はモンゴル襲来を江戸期の水戸...
古都を旅する

八坂神社

週刊新潮の古都を旅する「とっておき私の京都」舞踊家の井上安寿子氏の2回目は「八坂神社」でした。八坂神社の本殿が2020年12月に国宝になっていたのは知りませんでした。本殿特別拝観で中に入ったことがありますが、本殿と拝殿を一つの屋根で覆う形式...
読書時間

『京都の中世史4 南北朝内乱と京都』(2021)

山田徹『京都の中世史4 南北朝内乱と京都』吉川弘文館、2021年中世京都の通史の7巻シリーズである。本書は14世紀を扱う。鎌倉幕府滅亡から、南北朝内乱が統一されるまでの政治史を描く。この辺りは、結構読んできたので、確認しながら読むことになる...
読書時間

『日本人が知らない英語のニュアンス』(2021)を読み終える

牧野髙吉『日本人が知らない英語のニュアンス』角川ソフィア文庫、2021年通勤電車のおともで読んできた。なんでもそうだがいつか終わりは来る。英和辞典を引いてもこればかりは伝わらないようだ。英英辞典を引く楽しみができた。試験を受ける必要もないの...
書籍目録

2021年08月購入図書

葉月は四半期読書のテーマの更新を予定していたが、読書が思うようにいかず、迷走しているので、姿勢を正すことが求められる。興味の優先順位を付けたいが、無理なようだ。夏の熱暴走のような購入状況である。何のために買うのかと考えれば、そもそも読書は成...
書籍目録

2021年08月購入古書

葉月、本はどう読むか。読めない本を買わなけば良いのだが、明らかに無理な場合もあれば、読んでみなければ分からないこともある。古書店で実物を手に取って買うのが多少高くても間違いがない。ネットでは活字も分からないし、痛み具合も分からない。(購入後...
書籍目録

2021年08月書籍往来

葉月は特に本の整理をしなかった。碩学というのは話が面白い。何かのヒントになるなどと考えても仕方がない。しかし、大正時代は「早熟児をたくさんつくっている時代」(11頁)というのを読めば、次々に疑問が湧いてくるので、下巻を注文した。上巻は桑原武...
読書時間

『Blaise Pascal : Oeuvres complètes』(2014)

Blaise Pascal : Oeuvres complètes - annotées et en français moderne - Arvensa Editions (French Edition),2014,kindleパスカルの...
古都を旅する

八坂倶楽部

週刊新潮の古都を旅する「とっておき私の京都」舞踊家の井上安寿子氏の1回目は「八坂倶楽部」でした。京舞井上流五世井上八千代の後継者です。祇園甲部歌舞練場に隣接する八坂倶楽部は、都をどりの時に庭を見ることができました。現在はイベントに使われてい...
読書時間

『伝わる英語表現法』(2001年)

長部三郎『伝わる英語表現法』岩波新書、2001年、2021年第5刷限定復刊という話で復刊したら、そく重版になったと岩波新書編集部のTwitterアカウントがつぶやいていた。SNSの影響力を感じる。読んでみると、日本人の発想法というものを深く...
読書時間

『小説読解入門 『ミドルマーチ』教養講義』(2021)

廣野由美子『小説読解入門 『ミドルマーチ』教養講義』中公新書、2021年書誌情報本書は『批評理論入門』(2005年)の姉妹編だという。著者の主張は、小説をいかに読むかという方法を模索していくと、結局は、文学とは何かという問題に突き当たるとい...
読書時間

『ナポレオン フーシェ タレーラン』(2009)

鹿島茂『ナポレオン フーシェ タレーラン 情念戦争1789-1815』講談社学術文庫、2009年、kindle版鹿島茂氏のナポレオン3世を読もうと思い、その前にナポレオン、フーシェやタレーランも論じているので繋がりがあるのだろうと思って買っ...