2021年08月購入図書

Goinkyodo通信 書籍目録

葉月は四半期読書のテーマの更新を予定していたが、読書が思うようにいかず、迷走しているので、姿勢を正すことが求められる。興味の優先順位を付けたいが、無理なようだ。夏の熱暴走のような購入状況である。何のために買うのかと考えれば、そもそも読書は成り立たない。興味があるからである。以上。

(購入後記)
勢いで哲学の事典を買う。web版が付いて来る。YONDEMILLにサインインして使う。とにかく電子書籍はプラットフォームによっては消え去るので信用できないが、紙の本があればどうにかなる。

『後撰和歌集』を岩波文庫で入手したが、注釈がないとよくわからないので、注釈書を必要とする。『後拾遺和歌集』の文庫版が詳しかったのでそういうものとかってに思い込んでいただけに残念であった。そこで、三番目の勅撰集は岩波文庫ではなく注釈書にした。流石に明治書院は高い本をよく造る。ただし、ハードカバーのため、重いので寝ながら読めない点は文庫版に勝てない。

哲学史の本を3冊は買うかとポチした。かと言って読む時間を確保していないので、虚しい行為かもしれない。目的を明確にしないと前へは進めなくなる。行ったり来たりする。モンテーニュに向かうのはいつのことやら。

中世の法と権力を問う入門書を買う。河内将芳氏が第9章町法ーー京都の事例からを書いている。

河内将芳氏の祇園祭シリーズを完結する。

松園潤一朗氏の効果で南北朝時代を読みたくなって『日本の歴史9南北朝の動乱』に手を出した。もともと、五味文彦氏が佐藤進一の名著としていたのだ読むつもりだった。

下剋上は懐かしい言い方。次いで買い。

そして一揆に行き着く。

楚辞にて天門を読もうと思った。

アメリカを作った思想というのは、アメリカの思想とは違う。

逃げ上手の若君は3話で読まなくなったけど、新書は買ってみることにした。

ネオ高等遊民のお陰でクサカベクレスを買ってみた。

若き頃の私に影響を与えた梅原日本学とは何であったのかを考えたい。

日本古代律令制国家の実像を読んでみる。専制君主国家って?

神秘哲学はやはり分厚い。2冊分だ。それにしても論文にこれだけの漢語は必要なのだろうか。漢字で萎えてしまった。

第二次世界大戦時に暗号解読に従事した米国女性たちの物語を読む。ノンフィクションはどうカテゴライズしょうか。取り敢えずは歴史に入れておく。

京都の中世史の通史の本を買ってしまった。中世史の一般書を買ってばかりいてもしかたがないので、そろそろ現代へ向かわないといけないのかも知れない。中世史で止まっている感じがする。

全体性か存在か迷うよなあ。

佐々木閑先生のYouTubeの動画が面白かったので、本を買う。そういえばサンスクリット語もほったらかしだった。

わかるとは何かは私の興味があるところだ。

甘夏書店でフィルムカメラで撮った写真を冊子にしたものを入手した。玉ノ井カフェで展示していたものだ。

また、英語の勉強本を買ってしまう。何しろ復刊そく重版という人気である。

Pascalが気になって原文で読みたくなった。

【歴史】
日本史史料研究会監修、松園潤一朗編『室町・戦国時代の法の世界』吉川弘文館、2021年

河内将芳『絵画史料が語る祇園祭』淡交社、2015年

佐藤進一『日本の歴史9 南北朝の動乱』中公文庫、1974年、2005年改訂版、2020年改訂第8刷

永原慶二『日本の歴史10 下剋上の時代』中公文庫、1974年、2005年改訂版、2016年改訂第4刷

久留島典子『日本の歴史13 一揆と戦国大名』講談社学術文庫、2009年、2010年第2刷

鈴木由美『中先代の乱 北条時行、鎌倉幕府再興の夢』中公新書、2021年

虎尾達哉『古代日本の官僚』中公新書、2021年

ライザ・マンディ、小野木明恵訳『コードガールズ』みすず書房、2021年

山田徹『京都の中世史4 南北朝内乱と京都』吉川弘文館、2021年

【思想】
ハイデガー・フォーラム編『ハイデガー事典』昭和堂、2021年

岩崎武雄『西洋哲学史 再訂版』有斐閣、1952年、1975年再訂版、2020年再訂版第54刷

ジェニファー・ラトナー=ローゼンハーゲン、入江哲朗訳『アメリカを作った思想』ちくま学芸文庫、2021年

日下部吉信『ギリシア哲学30講 人類の原初の思索から(上)』明石書店、2018年、2021年第2刷

日下部吉信『ギリシア哲学30講 人類の原初の思索から(下)』明石書店、2019年

小川侃編『梅原日本学の源流』京都大学学術出版会、2021年

井筒俊彦『神秘哲学』岩波文庫、2019年、2020年第2刷

エマニュエル・レヴィナス、藤岡俊博訳『全体性と無限』講談社学術文庫、2020年、kindle版

Blaise Pascal : Oeuvres complètes – annotées et en français moderne – Arvensa Editions (French Edition)
2014

【知】
西村克彦『わかったつもり 読解力がつかない本当の原因』光文社新書、2005年、2019年第28刷

【文学】
増田繁夫『和歌文学大系32 拾遺和歌集』明治書院、2003年

【漢字】
小南一郎訳注『楚辞』岩波文庫、2021年

【語学】
ジョバ・ラニ・ダシュ『パーリー語文法 仏典の用例に学ぶ』法蔵館、2021年

長部三郎『伝わる英語表現法』岩波新書、2001年、2021年第5刷

【写真集】
Mark Robinson 『東京の水辺:対岸三十六景 Tokyo Shores: 36 Views from the Other Side』Mark Robinson、2021年

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