断片記憶

信濃路に名を尽くしてや鮭の皮

平安の昔より、鮭の産地として名高かった信濃川・千曲川は、1935年代のダム建設で信濃川の鮭の遡上・降下が絶たれてしまった。2010年に上田で鮭の遡上が確認された。稚魚の放流の成果である。NPO法人 新潟水辺の会昔、鮭で名高かった信濃川の川辺...
散歩時間

国立歴史民俗博物館で『文字がつなぐ』を見る

佐倉の国立歴史民俗博物館へ来た。バスを博物館入口で降りて、坂道を登る。博物館までバスに乗ると、楽ではあるが、早くつきすぎてしまう。国立歴史民俗博物館は9時半オープンである。図録コナーを一回りして、買い物を決めてから、企画展を見る。830円。...
読書時間

『小田原合戦と北条氏』(2012)

黒田基樹『小田原合戦と北条氏 (敗者の日本史)』(吉川弘文館、2012年)敗者の日本史9が面白かったので、10の『小田原合戦と北条氏』も買う。黒田基樹氏は著者が多い。これは一般書である。そもそも、北条氏と羽柴政権がなぜ手切になってしまったか...
シガモノ

道心有る人は国の宝

2014年11月の染筆カレンダーは叡山学院院長 堀澤祖門 師でした。「道心有る人は国の宝」大意自分を犠牲にしてでも他を救おうとする求めて已まぬ求道心こそ現代の真の宝。道心あるひとに衣食あり。菩薩の大慈悲に浴す修行者が、独りでも多くなって欲し...
断片記憶

『神馬』(2014)

上野敏彦『神馬』(新宿書房、2014年)居酒屋も本になる時代なのだ。井波律子氏がカバーそでに文を寄せている。井波氏が西陣育ちとは知らなかった。中国文学の本の読者であったけれど、そういえばエッセーなど井波氏のものは読むことはなかった。神馬(し...
読書時間

『昭和詰将棋秀局懐古録 下巻』(1987)

田邉重信『昭和詰将棋秀局懐古録 下巻』金剛出版、1987年田邉重信氏の『昭和詰将棋秀局懐古 上巻』(風くるま社、1955年)が出てから30年が経った。上巻は100局であったが、下巻は『詰将棋パラダイス』から640局を選出した。私が下巻を入手...
読書時間

『長篠合戦と武田勝頼』(2014)

平山優『長篠合戦と武田勝頼 (敗者の日本史)』(吉川弘文館、2014年)武田勝頼を我々はよく知らない。同時代の評価が高かった武将がなぜ愚将とされるようになったか。結果論からみるのではない視点が必要だ。著書による近年の武田騎馬軍団と鉄砲三段撃...
書籍目録

2014年10月の購入書籍

2014年10月購入図書(テーマ別)【思想】チャールズ・サンダース・パース、 ウィリアム・ジェイムズ、ジョン・デューイ、植木豊編訳『プラグマティズム古典集成――パース、ジェイムズ、デューイ』作品社、2014年【歴史】梅原猛『親鸞「四つの謎」...
旅の時間

古典の日

今日は「古典の日」ということで、国立京都国際会館へ来た。残念ながら瀬戸内寂聴氏の代わりに千玄室氏の講演となった。ここに来たのは、白川静氏の最終講義を聴きに来て以来か。もう9年も経った。思えば、京都にこんなに来ることになるとは考えもしなかった...
散歩時間

神保町へ

夕方、福田千鶴氏の出張講義の前の時間で古書まつりの提灯に惹きつけられた。上田正昭『日本古代国家論究』塙書房、1968年、みはる書房水田紀久、有坂隆道『日本思想大系 富永仲基 山片蟠桃』岩波書店、1973年、1974年第2刷、虎十書林鎌田茂雄...
断片記憶

機械振興会館から

昨夜のSAAJの月例研究会は、2014年10月第196回月例研究会講師:経済産業省CIO補佐官 平本健二氏テーマ:「オープンデータを中心にIT政策の動向全般」事例を中心に楽しい時間だったが、ビジネスにつながるオープンデータの話は聞けなかった...
散歩時間

神田古書まつり2014

神田古書まつりは2014年10月25日〜11月3日HOLLYさんでモーニングしてそのまま神保町へ行く。神田古書まつりは岩波のそばを回ってすぐに予定数終了した。ほとんど見ていない。単行本上山春平編著『國家と價値』京都大學人文科學研究所、198...
読書時間

『豊臣秀頼』(2014)

福田千鶴『豊臣秀頼』(吉川弘文館、2014年)豊臣秀頼のことを読むのは初めてだったが、久し振りに読み通せる本だった。本書の課題を著者は以下に設定した。しかし、史料の少ない中で徳川氏中心史観から自由になるということは並大抵ではないと考える。「...
読書時間

『戦国大名の「外交」』(2013)

丸島和洋『戦国大名の「外交」』講談社選書メチエ、2013年本はいわゆる新書、選書、学術書の順で難しくなる。難しくなるのは、お約束ごとが増えるからであるが(いちいち説明してられないので、専門用語に頼ることになる。)、この本は、お約束ごとを出来...
読書時間

『考える技術・書く技術』(1973)

板坂元『考える技術・書く技術』(講談社現代新書、1973年)が懐かしく手に取ってみたら、2013年で第71刷となっていた。40年以上前に書かれた新書が版を重ねているのはすごいことだ。もうすっかり忘れてしまったので新鮮だった(笑)。老化と刺激...
旅の時間

古町あたり

古町通から横にそれ、ふと見上げたら、30丈のお大師様が現れた。真言宗新潟山弘願寺の大師像人情横丁は日曜日でしまっている店が多い。人情横丁は本町中央商店街共同組合だ。bar Baccoで手打ちパスタを食べる。テーブル3の小さな店だった。日曜日...
旅の時間

たまには新潟

久々に上越新幹線で新潟にやって来た。早く着いたので散歩しながら会場へ向かうことにする。バスで行くなら万代口から本町で降りて1分とある。一般社団法人経営情報学会2014年秋季全国研究発表大会が新潟国際情報大学の新潟中央キャンパスで10月25日...
ひととき

61「竹藪から」千宗室

ひととき 2014年11月号の千宗室さんの京都の路地まわり道は「竹藪から」だった。敷地の西側にある竹藪に、子供の頃に繰り返し夢に見た竹藪の先に繋がる景色が、宮崎駿の『千と千尋の神隠し」の風景に似ていたという。「洛北には竹藪が少なくない。その...
断片記憶

悠久堂で図録を買う

夕方、打合せの前に神保町へ寄る。10月22日の京都史話で藤原道長の経筒の願文と御堂関白記の金峯山参詣の箇所を読んだ。朧谷壽氏と天野太郎氏の『藤原道長の金峯山参詣』をいただいたので、宮川禎一氏の「藤原道長の金峯山参詣」の気になる点を確認するた...
読書時間

ふたりのアキラ

平塚昌人『ふたりのアキラ』(山と渓谷社ヤマケイ文庫、2014年)松濤明と奥山章というふたりのアルピニストと縁を持つ山田美枝子との往復書簡の形でふたりのアルピニストを描くのは秀逸だった。北鎌尾根とか北岳バットレス中央稜の登攀に関わった世代の本...