『藤原氏千年』(1996)

読書時間

朧谷壽『藤原氏千年』講談社現代新書、1996年、2012年第21刷

藤原鎌足より山科言継までを描くが中心は藤原道長である。

「本書では、貴族の世紀と言える平安時代をはさむ、その前史と後史を象徴的に把握しながら、貴族社会を代表する大家族を形成した藤原氏、および、そのゴッドファーザー的存在の道長の生き方に迫ることを意図している」。

藤原道長については朧谷壽著『藤原道長』(ミネルバ日本評伝選、2007年)を読んだので、むしろ前後のほうが私には興味深かった。

もっとも、読んだそばから忘れていくので、付箋をつけておいてあとで現地調査リストに追加する。コンセプトを用意して写真を撮るのと行き当たりで撮るのとでは違う。ブログに載せる適当な写真がないのはそのせいであるかも知れない。

コメント

タイトルとURLをコピーしました