2026年4月購入図書(その2)。読書は全体知に沿って進めることにしたので、懸案だった『明六社』を買って、研究案内や参考文献をヒントにしようと思う。
(購入後記)
全体知で気になるところから読むことにする。文政五年生まれの阪谷素(しろし)から弘化四年生まれの森有礼までの同人からなる明六社の結成から明治八年の言論弾圧による解散までの活動はほとんど知らない。岩波文庫の『明六雑誌』全3巻なるものを読んでみたい興味はある。いわゆる天保の老人は中村正直、福澤諭吉、加藤弘之である。西村茂樹、西周や津田真道は文政の老人(とは言わないだろうが)だった。本書は同人のうち先に挙げた8名が対比される形で扱われている。この手の本は情報量が多いので、枝葉に拘ると終わらなくなる。テンポよく読まないと、読んだ先から忘れてしまうのである。常に全体知を心掛けて、著者に質問をしながら読むのである。
【思想】
河野有理『明六社』中公新書、2026年

『明六社』(2026)

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