断片記憶

『紋章とデザイン』(1996)

淡交ムック『紋章とデザイン』淡交社、1996年Le Petit Parisienで紹介されたムックをパラパラとめくり、森護氏の「西洋の紋章・日本の家紋」を読む。全体的に日本の家紋の本の中で、西洋の紋章の歴史が触れられていたに過ぎない。英国は...
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『いろはうた 日本語史へのいざない』(2009)

小松英雄『いろはうた 日本語史へのいざない』講談社学術文庫、2009年、2014年第3刷また、小松英雄氏を読む季節になりました。「いろはうた」について徹底的に考えるのが小松英雄氏のやり方です。専門家のありがたい研究成果を分かりやすく提示する...
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『歴史的仮名遣い』(2014)再読その2

築島裕『歴史的仮名遣い その成立と特徴』吉川弘文館、2014年第2刷何気に注を見た。20(1)小松英雄『徒然草抜書 解釈の原点』(昭和58年6月)本文はというと。1章 仮名遣いはなぜ起ったか ーーいろは歌の成立とその展開発音の変化「仮名遣い...
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『歴史的仮名遣い』(2014)再読

築島裕『歴史的仮名遣い その成立と特徴』吉川弘文館、2014年第2刷崩字の訓練を忘れていることに気がつくと、少しだけ『くずし字で「おくのほそ道」を楽しむ』を読むことにしている。繰り返し読んでいるが、以前に読めたものが読めなくなっている。読め...
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『高野切第一種 伝紀貫之筆』(1993)

日本名筆選1『高野切第一種 伝紀貫之筆』二玄社、1993年、2014年2版(増補)第9刷最近、『古今和歌集』を寝る前に読んでいて、歌は活字(印刷用の文字)で読むのと毛髪の筆跡で読むのとでは受け取る情報が違うのではと思って、箱の中から久し振り...
ひととき

奈良その奥から19「浮世離れ」

岡本彰夫 『ひととき』2020年5月号元春日大社権宮司の岡本彰夫氏が「浮世離れ」について『ひととき』2020年5月号に書いていました。自分が好んでやって来たことは、一貫して「浮世離れ」だといいます。あまり「浮世離れ」という言葉は遣われません...
ひととき

127「月家」千宗室

ひととき 2020年5月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「月家」というタイトルでした。天神さんにつかず離れずの辺りの路地の突き当たりにある骨董屋(仮に「月家」とした)のお話でした。芥子色の暖簾に真っ白な丸が染め抜かれ...
断片記憶

東山修験道619回を見る

鎌田東二氏のYouTubeのhieizanを見たら、雲母坂からの登坂が24回に分けて掲載されていました。一覧にして気になるところをコメントしてみました。東山修験道619回2020年5月1日01葵02比叡山遠望03曼殊院門跡の石碑の躑躅躑躅な...
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『新版古文書学入門』(1997)

佐藤進一『新版古文書学入門』法政大学出版局、1997年、2013年新装版第7刷本物との出会いを感じる本である。旧版のあとがきは昭和46年(1971)の日付である。入門書といっても素人である私は読むたびに打ち返される。今もって、本書を超える古...
書籍目録

2020年04月購入図書【編集中】

2020年04月購入図書卯月になった。そして、働くことで時間も普通になくなった。本は興味本位でいくしかない。ネットで本を選ぶのはやはり難しい。(購入後記)政治哲学を読む意味は「正義」を考えることだ。しかし、この本を読むためには廻り道が必要だ...
書籍目録

2020年04月購入古書【編集中】

2020年04月購入古書卯月もコロナウイルスの影響で新とか眞は最早、信を失って久しい。心日本で行きたい。古書店が閉まっているので本が買えないのが残念だ。(購入後記)坂下昇の『現代米語慣用句コーパス辞典』(講談社現代新書、1984年)を読んで...
書籍目録

2020年04月書籍往来【編集中】

米語慣用句コーパス辞典』講談社現代新書、1984年キーワードを深く理解する意味で少し古くなったが、坂下昇の説明は有益だ。J.B.ヒートン、J.P.ストックス、松浪有訳『ロングマン英語正用法辞典』三省堂、1974年どうしても英語で書く時に正し...
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『テクストの発見』(1994)その4

大澤吉博編『叢書 比較文学比較文化 6 テクストの発見』中央公論社、1994年大嶋仁氏の「小林秀雄『本居宣長』より」を読む。小林秀雄の『本居宣長』(1977年)、第十二章の冒頭の四段が引用されて、大嶋仁(おおしま ひとし)氏の読みが披露され...
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『テクストの発見』(1994)その3

大澤吉博編『叢書 比較文学比較文化 6 テクストの発見』中央公論社、1994年「テクスト」概念は拡張されているようだ。文字だけがテクストではない。菅原克也「テクストとしての風景」を読むと次のようなフレーズに出会う。「テクストということば。こ...
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『テクストの発見』(1994)その2

大澤吉博編『叢書 比較文学比較文化 6 テクストの発見』中央公論社、1994年2018年10月6日の記事を例に検討してみる。料亭十牛庵を見学(A)軽めのランチを頂いて、相方と話す午後の時間はすぐに経ってしまう。ベランダ席へ出てデザートをとり...
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『テクストの発見』(1994)

大澤吉博編『叢書 比較文学比較文化 6 テクストの発見』中央公論社、1994年ある時、自分の文体の不思議さに気がついた。過去のことを書いているのに過去形を使っていない。「〜した」といように「タ」で終わらない。「〜する」のように現在形が使われ...
断片記憶

晩春に想ふ

桜が散り、山吹が咲いて、藤の花で春は終わる。藤の花の高貴な芳香を求めて奈良を歩いた昔が思い出される。行く春や香り貴き藤の花
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『仏典をよむ』(2009)

末木文美士『仏典をよむ 死からはじまる仏教史』新潮社、2009年第2刷黙って、鎌田東二『南方熊楠と宮沢賢治 日本的スピリチュアリティの系譜』(平凡社新書、2020年)を読み飛ばせばよいのに、熊楠の密教と賢治の法華経のことが気になって寄り道す...
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『南方熊楠と宮沢賢治 日本的スピリチュアリティの系譜』(2020)

鎌田東二『南方熊楠と宮沢賢治 日本的スピリチュアリティの系譜』平凡社新書、2020年鎌田東二氏によると南方熊楠は「横一面男」で宮沢賢治は「縦一筋男」だという。熊楠は「あらゆるものごとや出来事にどこまでもつながっていって果てしがない、キリがな...
読書時間

『雪山放浪記』(2012)

星野秀樹『雪山放浪記』山と渓谷社、2012年「放浪記」が使われてしまった。当時は本のタイトルで残っていたのが不思議なくらいだった。林芙美子の『放浪記』(1930年)を元祖として「放浪記」が付いたものは多かった。だから、ブログのタイトルに使え...