奈良その奥から20「K女の涙」

ひととき

岡本彰夫 『ひととき』2020年6月号

元春日大社権宮司の岡本彰夫氏が「K女の涙」について『ひととき』2020年6月号に書いていました。挫折して涙をみせた人に「生御霊祭(いきみたままつり)」のこと話して励ましたのでした。

「奈良の山中になあ、お盆に両親が健在であるものだけ、鯖を食べるという風習があるんや」といます。「死んだ人の霊を祭る時、同時に生きている人のタマシイも祭っているのだ」といいます。これで、自分を褒めてあげること、自分を励ますことの大事さを説いたのでした。

Webで検索するとき、「生身玉」か「生身魂」で検索しないと「御霊祭」が引っかかってしまいます。「生御魂」は俳句の季語にもなっていました。先斗町の「ますだ」で鯖きずしを食べたくなりました。

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