読書時間 『漢字の字形』(2019) 落合淳思『漢字の字形甲骨文字から篆書、楷書へ』中公新書、2019年本屋に目的の本がなかったが並んでいたので買ってきた。落合淳思氏の本は私の中で信用度が高いので、無鑑査というわけである。本書の意図はあとがきに書いてあるので引用する。「字形表を... 2019.03.22 読書時間
読書時間 文学読解の秘訣 谷沢永一『論より証拠』(潮出版社、1985年第2刷)を枕元に置いてナイトキャップにしている。谷沢永一先生の「文学読解の秘訣を教わる清水好子『源氏物語の文体と方法』」(昭和56年5月17日関西大学通信 110号)を読むと、「昭和二十四年九月『... 2019.03.21 読書時間
読書時間 『落日の豊臣政権』(2016)その3 河内将芳『落日の豊臣政権 秀吉の憂鬱、不穏な京都』吉川弘文館、2016年影を落とす後継者問題声聞師払い陰陽師と声聞師(しょうもじ)の区別がつけば大したものだ。陰陽寮に属する官人としての陰陽師に対し民間の陰陽師が声聞師(唱門師)といわれる(P... 2019.03.18 読書時間
読書時間 『落日の豊臣政権』(2016)その2 河内将芳『落日の豊臣政権 秀吉の憂鬱、不穏な京都』吉川弘文館、2016年不穏な京の町喧嘩豊臣秀次の小姓と細川幽斎の右筆が豊臣秀次の御弓の衆と口論におよび殺害され、御弓の衆は逐電し、「京中屋サガシ」にいたったという。この「京中屋サガシ」が凄ま... 2019.03.17 読書時間
読書時間 『落日の豊臣政権 秀吉の憂鬱、不穏な京都』(2016) 河内将芳『落日の豊臣政権 秀吉の憂鬱、不穏な京都』吉川弘文館、2016年河内将芳氏が『落日の豊臣政権』を書いた意図がプロローグにある。「すでに慶長年間(1595-1615)の京都に焦点をあわせ、「慶長世相史を「かぶき」の時代と呼」んで、時代... 2019.03.16 読書時間
読書時間 『秀吉の大仏造立』(2008)その5 『秀吉の大仏造立』(2008)その5河内将芳『シリーズ 権力者と仏教 秀吉の大仏造立』法藏館、2008年第4章 大仏鎮守の建立善光寺如来を甲斐国から呼び寄せる理由がよく分からなかったが、第4章を読むと、すでに秀吉の実弟の豊臣秀長が病のときに... 2019.03.14 読書時間
読書時間 『秀吉の大仏造立』(2008)その4 河内将芳『シリーズ 権力者と仏教 秀吉の大仏造立』法藏館、2008年第3章 善光寺如来の遷座大仏開眼供養を前に、文禄5年(1596)に京都を襲った地震(慶長・伏見地震)により、大仏殿は無事であったが大仏に損傷が生じる事態となった。結局、大仏... 2019.03.13 読書時間
読書時間 『秀吉の大仏造立』(2008)その3 河内将芳『シリーズ 権力者と仏教 秀吉の大仏造立』法藏館、2008年第2章 大仏千僧会の開始秀吉の先祖供養が大仏千僧会の始まりである。文禄4年(1595年)9月25日より慶長19年(1614年)9月25日まで大仏経堂で行われた。河内将芳氏に... 2019.03.12 読書時間
読書時間 『愚管抄 全現代語訳』(2012)その2 慈円、大隅和雄訳『愚管抄 全現代語訳』講談社学術文庫、2012年巻第三は神武天皇から三条天皇までが書かれている。神武天皇はその子の話があるが、何も語られていない。そして、藤原道長で終わる。慈円のいう「道理」が出てくるたびに、「道理」というも... 2019.03.11 読書時間
読書時間 『秀吉の大仏造立』(2008)その2 河内将芳『シリーズ 権力者と仏教 秀吉の大仏造立』法藏館、2008年本をパラパラしてみたのであるが、秀吉の大仏の絵が出てこない。どうやら秀吉の大仏殿と大仏について分からないことだらけだということが分かった。『秀吉の大仏造立』を読むにあたって... 2019.03.08 読書時間